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60代からの作文ドリル(37)現実の問題についての解決

問題「現実の問題について解決策を考えて、そのプロセスを書いてください。」


2024年9月8日(日)

今回の作文問題に取り組むにあたり、個人的な問題以外で、自分が解決策を考えるべく重要な問題は何かを考えてみました。

まずは、自分がこれまでに気にしたことのある問題について振り返ってみました。

・「日本が世界の中でもITが遅れている」と言われる問題
この問題について、ネット上で色々と調べた結果、よく言われている事で、あたかも「日本が世界の中でITのトップではないこと」が問題かのような前提となっていますが、その根拠と、誰の問題なのか不明です。(参考としての具体的なランキング例とその根拠については、スイスのIMDという調査研究機関が公開していますが、絶対的なランキングを行なっている訳ではありません)

・「IT業界での人材不足と長時間労働」の問題
この問題は、IT業界に関する長年の問題です。直近では2025年問題が注目されていますが、基本的にどのような経緯があっても、人材不足については、需要と供給のバランスの問題。長時間労働については、労務管理上の問題。IT業界内部の課題としては、地道な人材育成と生産性向上を進めることしかなく、それらの努力で需要に見合った供給のコントロールが行える可能性がありません。

・「地方自治体行政システムが一本化されない」問題
「地方自治体行政システムを一本化すべき」という考え方は、私個人の考えであって、現在の縦割りおよび地方分権に基づく行政組織の意向では無いので、現時点で取り上げる問題ではありません。

これらの振り返りにより、これまでに気にしたことのある問題において解決策を考えるべく重要な問題が存在していないことを確認しました。

そして、現段階において、改めて解決策を考えるべく重要な問題は「解決策を考えるべく問題が設定できていない」こととなります。

「解決策を考えるべく問題が設定できていない問題」の解決策について

この問題の解決策としては、文字通り「解決策を考えるべく問題を設定する」ことになります。そして、その解決のためのプロセスを検討した結果、以下のプロセスを行うこととします。

  1. さらなる気のなる問題の洗い出し

  2. 洗い出した問題は誰の問題で自分が取り組むべきことは何かを整理

  3. 自分が取り組むべきことの実現性を評価

  4. 自分が取り組めることがどの程度問題解決へ寄与できるか評価

  5. 自分が取り組めることの優先度づけ

  6. 自分が解決策を考えるべく問題の設定

まとめ

これまで、さまざまな社会的な課題や問題を意識してきたつもりになっていましたが、残念ながら、現実的に自らその解決に向けて取り組むべき問題を意識して設定できていませんでした。

今回の作文を機会に社会生活を送る上で、自ら解決に向けて取り組むべき問題を定め、微力ながらでも社会への貢献ができる活動を進めていきたいと考えています。


あとがき

参考にした資料のサイトは色々ありますが、代表的なものだけ挙げます。


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