
60代からの作文ドリル(28)新しいアイデア
問題「新しいアイデアや発明について書いてください。それがどんなものか、どうやって思いついたかも教えてください。」
2024年8月29日(木)
新しいアイデア
通常、生成AIとの対話は、ユーザー自ら質問して、回答を得るといった形式を繰り返して行いますが、ここで紹介する「逆転会話」のアイデアは、生成AIから質問を受けて、ユーザーが回答する形式での会話方法です。
生成AIの初心者の方は、この「逆転会話」を通じて楽しみながら、生成AIに対する理解を深める機会となることを期待しています。
また、生成AIの利用方法を紹介されている方へ、その利用方法の一つとして、紹介できればと考えています。
どんなものか
ChatGPTとの「逆転会話」を始める場合、ユーザーは次のような形式でプロンプトを入力して、簡単な挨拶から始めます。
例えば『やさしいクラッシック音楽』の話題で対話を行う場合、「挨拶をトリガーに、レスポンスでリクエストを返し、その答えを次のリクエストで返す対話を行えますか?話題は『やさしいクラッシック音楽』でお願いします。」と、プロンプトを入力します。
この例のプロンプトの『やさしいクラッシック音楽』の部分を、実際に対話を行う話題の内容に変えることで、その話題で逆転会話を進めることができます。
以下に具体的な逆転対話の例を示します。
私>挨拶をトリガーに、レスポンスでリクエストを返し、その答えを次のリクエストで返す対話を行えますか? 話題は、やさしいクラッシック音楽でお願いします。
ChatGPT>もちろんです。では始めましょう。
こんにちは!やさしいクラシック音楽に興味がありますか?
私>はい、興味があります。
ChatGPT>どの作曲家のクラシック音楽に興味がありますか?
私>モーツァルトやチャイコフスキーなどです。
ChatGPT>素晴らしい選択ですね!モーツァルトやチャイコフスキーのどの曲が好きですか?
私>モーツァルトは、魔笛がお気に入りです。チャイコフスキーなら、有名なピアノ協奏曲第一番がお気に入りです。
ChatGPT>素敵な選択ですね。モーツァルトの「魔笛」では特にどのアリアやシーンが好きですか?
私>それはもう、夜の女王ですよね。
ChatGPT>「夜の女王のアリア」は本当に素晴らしいですよね。その迫力と技巧は圧巻です。チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番では、どの楽章が特にお気に入りですか?
以下、省略します。
どうやって思いついたか
生成AIを利用してみたい初心者の方が、ネットなどで使い方を調べると、高度な「プロンプト」の入力方法などの紹介記事が目につき、実際に「プロンプト」を入力し利用するまでの敷居が高いと感じられているのではないかという懸念がありました。
そこで、初心者の方が、「プロンプト」の入力で難しく考えずに話題だけ決めて、生成AIがリードして会話ができないか試行錯誤し、この「逆転会話」のアイデアを思いつきました。
あとがき
関連した記事を投稿しています。
「逆転会話」のファーストトライです。
以下は「逆転会話」の例です。
次の記事の「逆転会話」の内容を例として引用しています。
以下も「逆転会話」の例です。