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理想の関係「何でも話し合える人」を追いかけると婚活は長期化しがち、ではどうしたらいいのか?

婚活のプロフィールを読むと、男女それぞれに共通している言葉がありますが、普通でしょ?と思うようなことでも、それが婚活を長期化させることはよくあります。今日は、多くの女性が書いている理想の夫婦関係「何でも話し合える人」について書きます。

男性が、ん?と思ってしまうポイントがふたつあります。
それは、なんでも。と、話し合い。

交際中に女性から、理想の夫婦像は何でも話し合える人です。と言われて、なんでもって難しくないですか?と質問されることがある。
彼らが言うには、何でも話していいもんじゃないだろうし、大事なことはふたりで相談できればいいのではないかと思う。それをそのまま女性に言うと、わかってないわね。と思われてその日のうちに交際終了になりそうで、つい女性の話しに合わせてしまうのだとか。
自分がおしゃべりが得意でないせいか、それを何度も言われると思うのとは違ってもっと重いことなのか?とプレッシャーになってくるそうなのだ。

確かに、女性は会話をとても大事にします。
会話が理由で、お見合いや交際をお断りすることも多いです。

けれど、何でも話し合える関係を求めすぎて、男性のプレッシャーになり、なんだか面倒な人だな~。と思われてお断りされたり、ここに拘り過ぎて婚活が長期化している女性もいます。

男性と女性双方からじっくり話を聞いてみたのですが、この言葉自体が価値観のすり合わせを難しくしていると感じました。
結論から言うと、男女の認識の違いそれぞれの考えの違いを理解して、歩み寄りの姿勢があれば大丈夫。

結婚生活を営むうえで大切なのは、お互いの違いを尊重し合いながら、共存し合えるポイントを相談できること、つまり、何かあった時に課題や悩みを一緒に解決できるかどうか。
もっと簡単に言えば、お互いに話したいことを話せて、相手の言葉に聞く耳を持っているということです。

なんでも話し合いができる関係。の言葉に男性が感じるのは、
ひとつは、「なんでも」って、どこまで話して欲しいんだろう?
仕事で大変だったとか、嫌なことがあってね。なんていうことを家庭に持ち込まれても奥さんだって嫌でしょ?と

もうひとつは、「話し合い」って家族会議的な?
家庭内ではほっとしたいのに議論したくないよね?
と、思うわけです。

一方で、女性が求めているのは、
なんでも話せる関係。
自分の話しに耳を傾けてくれるか?
悩みや課題を一緒に考える努力をしてくれるか?

女性にとって会話は、愛情確認であり情報共有。
男性の会話は、問題解決と事実確認。

持続可能な結婚生活に必要なのは、なんでも話し合える関係よりも、「話したいことを素直に話せる関係」です。


何でも話し合える関係に拘り過ぎると、女性は婚活が長期化します。
女性が気にする理由もわかります。自分の言葉をちゃんと聞いてくれる人か、向き合ってくれる人かどうか、家庭をもってこれから仕事や子育てをしていくうえで、大事なことでもあり不安だから、信頼関係をつくっていけるかを話しやすい人か、話をちゃんと聞いてくれるか、確かめるのは大切です。素直に話せない相手とは結婚生活はできませんからね。

ただし、なかには
いつでもどこでも私の話を聞いてほしい。
私の希望や要望を話すからその通りにして欲しい。
自分の思うように反応して欲しい。
そのために、私が納得がいくように話し合いましょう。
という相手をコントロールしたい気持ちが心の奥にあると、それは相手に伝わるので、当然ですが相手は逃げ出します。

「なんでも話し合いができる関係が理想」なら、それはどのようなことか、一度じっくり考えてみるといいかもしれません。もしかしたら、思っていることが、その言葉とは違うかもしれないからです。

そもそも結婚は、性別も年齢も育った環境も違う他人が、一緒に暮らす異文化交流です。おたがいの違いを理解して、困らないことは許容することも大切です。

わかり合おうという姿勢と、心の通った会話ができるかどうか、それを知っていくのが交際期間です。

もしも、この言葉が気になって交際に進めないとか、結婚が決められないなら、もう一度見直してみると良いかもしれません。

Enppy. 
結婚カウンセラー ジュンコ

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