my story -vol.1-
西垣美希
京都の山奥、鞍馬という地で誕生。
当時にしてはビッグサイズの3960グラム
容姿端麗ではないものの、
亡くなった兄の次に産まれたので、
両親、特に祖父母からは
それはそれは可愛がられました。
両親は家業もあり、3人兄弟の長女だった私は
なかなか構ってもらえない寂しさからか、
大人を喜ばせたい、誉めてもらいたい一心で
しっかり者の姉役をこなしていたように思います。
小学校は全校生徒50名ほどクラスメイト7名という
環境でのびのび育ち、
中学生の時はバレー部に入部しました。
身長も高い方で、身体的にはとても恵まれていた
(両親に感謝)のにもかかわらず…
ひたすらボール拾いを頑張った3年間でした。
将来の夢は、保育士さん。
それも強い思いではなく、
なんとなくそう言えば大人たちが安心するかな、
喜んでくれるかなという気持ちでした。
幼少期から思春期までの私は
そんな風に「良い子」「手のかからない子」と
思われることが優先だったように思います。
高校は、私立の女子校へ。
短大までエスカレーター式に入れる学校でしたが、
少しでも上を目指したい気持ちから、
進学クラスを選びました。
英語に力を入れるクラスだったので、
授業はなかなかハードでしたが
女子ばかりの環境のなか、クラスメイトに恵まれ
放課後にメイクをして遊びに行ったり
自由で楽しい3年間でした。
メイクやお洒落をすることの楽しさも覚えました。
色々とケアをすることで変わっていく
自分や友達を見るのも楽しかったです。
大学に進もうと受験勉強を頑張りましたが
目指した大学や試験30以上
残念ながら全て不合格。
ここが私の人生で初めての挫折でした。
あんなに頑張ったのになんで…
落ち込む日々でした。
けれども捨てる神あれば拾う神あり!!
英語は高校3年特に頑張ってきたので
3月もギリギリで、
英文科の大学に合格することができました。
4年間真面目に通い
卒論は、児童向けの英語教材を作成しました。
さて、
いよいよ将来の道を決める時期となり、
やはり子どもに関する仕事をしよう、
教育関係の大学に行き直そうと考えます。
しかしここで運命ともいえる出会いがありました。
今のお仕事との出会いです。
そんな私とお仕事との出会いについては
mystory2に続きます。