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“GOLDEN DISC” RELEASE

ヨシヌマです。
前の記事でも告知したけど、このたび全曲トラックプロデュースしたOll Korrectの新作アルバム『GOLDEN DISC』がリリースとなりました。

01. Skinny Fat
NyQuilCaps, NF Zessho

02. Dirt Song
Yoshinuma, KECHA, okdacomputer

03. MechaGodzilla
NF Zessho, Mid-S, YNZ Bounce, CK the Shake

04. KINARI
youheyhey, CK the Shake, Sakai, YNZ Bounce

05. TOPPA
Yoshinuma, YNZ Bounce, NyQuilCaps

06.  YOYO
Yoshinuma, youheyhey

07. Wheel
NyQuilCaps, okdacomputer

08. Cliffhanger
Yoshinuma, J'Da Skit, okdacomputer

09. Standing
Yoshinuma, JIVA Nel MONDO, CK the Shake

10. Torchbearer
NF Zessho

11. Charged Up
nuuuma, NF Zessho, NyQuilCaps
Co-Produced by tommgn

12. High Gear
youheyhey, J'Da Skit, CK the Shake, Yoshinuma, nuuuma, okdacomputer, YNZ Bounce
Co-Produced by Mr.Bud



内容としてはこんな感じ。
とりあえずだけどまず、ホッとしてる。
特に問題もなく作品を出すってのは意外と神経使いますからね。自分だけのだったら何かミスっててもまぁ〜しょうがねぇか!気にしてんのは自分だけっしょ!って切り替えられるんですが今回は皆のバースを預かって自分がミックスマスタリングまでやっているので。音が大丈夫なものになってるかギリギリまで聴き込んでました。

どこまで作品内に滲み出てるのかは人それぞれ感じるところが違うかとも思いますが、作り手側として今回とこれまでのオールコレクト作品で大きく違うところはただトラックの制作だけでなく僕が曲に関する全体的なクリエイティブの舵を取ったというところ。
あんまり表で言ってない気がするけど、これまでの作品は基本、NF Zesshoがある程度指揮をとって作ってました。
具体的にはトラックメイカー陣のトラックをNFZの元にいちど集めて、NFZが使うものを決めてこのトラックでこのメンバーで作ってみようという提案をしてくれて僕らはそれに従う感じ。
そこにプラスで各々、自分らで入れたい曲があれば持ち寄ったり。
最終的にレコーディングデータも全てNFZに渡してエディットやミックス〜マスタリングをしてもらう形でした。
ヨシヌマ関連でいうと「Relationship」はトラックとメンバー指定で提案されたのでそのままOKして作ったし、「Through the Window」「Till the End」は僕のほうで先に制作しててUNITY収録曲として提案した記憶。
そんな流れでやってたワケですが、僕がその役割をやったらどうなるのか?がだんだんと気になってきたうえ、作ってきたトラックで世に出てないものを思い思いに使っていきたい欲もあったので、今回は僕が手を挙げてその役割をやる形にしました。
もちろんフルプロデュースとはいえ僕のリーダー作品ではないので完全にガチガチに設計図を書いたわけではなく、ラッパー陣からの意見も貰って各曲の参加メンバーをいろいろ調整したり、「MechaGodzilla」「Torchbearer」はもうずいぶん昔に作ってNFZに渡してたトラックだったんだけど、彼が今作で使いたいと申し出て来たのでそれも入れてオッケー!という事でやってもらったりもしてました。

そんな感じで昨年にしっかり制作が始動して、これはラッパーあるあるですが基本的に全員時間にルーズなため設定していた〆切はガンガンに過ぎていく。
レコーディング素材待ちで完成が後ろにズレていく中、それでも皆OKAY DAYの前には出すでしょというなんとなくの共通意識がありどうにか着地できました。僕もこの期間で頑張ればいけるっしょと思ったけど子供が夜になかなか寝付かなかったりで作業できない時もあってちょっと焦った。
でも時間がかかったおかげで、その間にYNZ Bounceがラッパーとして何か掴んだようで想定外に「KINARI」に後から参加してきてパンチラインでばっちりシメてくれたり、良い事もありましたね。
やるまでは自分のモチベーションの失速が怖かったんだけど、そんな事なく楽しく突っ走れた。

今つらつらと書いてきてなんだか頑張ってる俺アピールみたいになっちゃったけど、大前提として制作に向き合ってくれたオールコレクトの皆のおかげで作品として形になったのは間違いない。マジ感謝。
そもそも皆への感謝が積もってたから僕の作業量が多いとしてもなにか作りたかったんだよね。


最初のアルバムである「VARIETY」を作るぞ!となっていた2020年の夏ごろ、僕は人生でイチバン落ち込んでいました。春に父が病気で急逝したから。
家ではつねづね悲しい気持ちになってたけど、当時のイベント展開に合わせてちょっと急ぎめでアルバム制作や撮影をしていた時は音楽の事で頭がいっぱいになって、その時は悲しい気持ちも忘れて没頭できた。当時は僕も職ナシだったから、目標があってそこに向かって頑張れる状況はありがたかったな。
そんな感じで、借りがあるって言ったらヘンだけど、僕の中で宙に浮いたままの感謝の気持ちを形にして落ち着けたいとも思ってた。
完全に僕が勝手に思ってるだけなんだけどね。

あーだこーだ書いたけどそんな裏話は知ってても知らなくても楽しめるクオリティの作品になってると思う。
この曲はこうでとか書こうと思ってたのに、お気持ち長文になってしまった!
ここまで読んでくれた人はありがとう。
曲について聞きたい事があったら現場で皆に聞いてみて。
どうぞよろしく。

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