自分の内側に意識を向ける時間
こんにちは、えんぴちです。
日曜はTwitterでお世話になっている、蓮ももさん(@hasu_momo)が出展するイベントに行ってきました。※サムネ画像はイメージです。
玄ゝ苑(げんげんえん)~足るを知る~
渋谷のとある一角、ポツンと看板が。
和服・箏・お茶・器…こだわりが詰まった空間へ。
イベント名は、玄ゝ苑(げんげんえん)
初回である今回のテーマは『足るを知る』
実は会場では、ほとんどスマホ撮影をしませんでした。
自分の体と感性で、空間と目の前の事象を心から楽しみたいと思ったのです。自分の内側、内側へ浸透していく感覚はとても心地の良いものでした。
和服は生地の手触りを楽しみ、箏の音色に耳を傾け、お茶の旨味に舌鼓、器の美しさに見惚れました。
琴の彩やかな調べ
久 箏(琴)奏者/作曲家 演奏曲:会者定離(えしゃじょうり)
箏の生の音色はほとんど聞いたことが無く、目の前のこんな近くで聞いたのは初めて。とても繊細な楽器ですね。
先に弾き方での音の違いを説明してくださったので、演奏中の理解がより深いものになったと思います。
私は音が色や形で見えるタイプなのですが、演奏中とてもカラフルな色がたくさん生まれていました。弾かれた弦の周辺はもちろん、箏下部の空間からも、反響した音が色と共に空間いっぱいに広がっていました。
暖色でふわっと柔らかい球体、水が跳ねるような寒色の躍動などなど、曲の中でもバラエティ豊かに展開されていきました。耳…というか、体が喜んでいるのを感じましたね。
お隣では、和物アクセサリーを販売していました。
SUOU 日本の直線美と本質を追求する新和服ファッションブランド。
アクセサリーかわいかったのよねー。サイトも拝見させていただきますね。
会場では、お茶会も開かれていました。
hitofuki 茶人 森繁麗花
私は外から見ていただけなのですが…それでも会場内で仕切られたスペースで静かに進行していくお茶会。そこへ箏の音色が空間演出をサポートします。特別な空気感を纏っていました。
茶器を楽しむ
さて、そのお茶会のすぐ隣で器の販売をなさっていました。
room305 お茶にまつわる道具のお店 茶器・道具・花器・装飾品のセレクトショップ
水だしのお茶を、器でいただくことができました。
平べったい急須でゆっくりゆっくり淹れたお茶をいただきました。色は薄めなのに味は濃厚。特別な一杯です。
“お茶を淹れる行為で心が満ちていく”のコンセプト通り、静かにお茶に向き合うということは、自分の中に意識が心地よく沈んでいくような感覚をおぼえました。淹れるのを見ていただけでこう感じたのですから、自分で淹れたらきっとそれは格別の体験でしょう。
試飲させていただいた際に使ったのが、小さな大正ショットグラスです。これがまた凄く美しいフォルム。特別なお茶やお酒がとても似合いそうです。こちらの大正ショットグラスは購入させていただきました。大切な日に主人と使おうと思います。
また、スタッフさんととても話が弾んだのも楽しかったです。
VRアートで茶器を描き、そこで実際にお茶をいただいたら、どんな味がするのだろう…。VRアートを鑑賞しながらいただくお茶はどうだろう…。そんな疑問が浮かびましたね。リアルにデジタルを介したらどうなるのか…好奇心が止まりませんでした。
羽織に触れる
そして、Twitterでお世話になっている蓮ももさん(@hasu_momo)が和服デザインをなさっている、TAORIです。
TAORI 日本の和裁技術で創る新和服ブランド
この点に関しては、画像撮って無かったことを悔やんでおります…;;
とても好きなデザインのものがあったんですー!!!様々な美しい羽織が並んでいました。生地の手触りがとても気持ちよくて…触れているだけでしたが癒されていました。
銀魂で「曇天」を歌っていたDOESさん。先日行われた銀魂後祭りのライブ衣装を手掛けたそうです。曇天好きでよく聞いたよ…!
羽織だから、着て動いたらきっと裾がなびいてシルエットも美しいんだろうなぁ。
蓮ももさんとは、リアルでは初めましてだったけれど、とても話しやすくて楽しかったです。また機会があったら、たくさん情報交換などお話をしたいと思います。いずれ何か一緒にできたらいいですね~♪
えんぴちの現在地
皆さんの出展を拝見して、自分の内側を見つめることもできましたし、いま自分が立っている現在地を改めて考えました。
Twitterでは度々ツイートしていますが、私は
VRアートで立体的な絵本のような作品を作りたい。
それに関連して、実験的に行った12月の札幌でのライブドローイング。
VRアートと物語を掛け合わせ、役としてあの場にいました。
あの時感じた手応えは、本物だったと思います。
(この時の動画は、その後の体調不良でまだ出せていません。
編集出来たら出しますね…汗)
実現に向けて、今はVRアート以外にも取り組んでいることがあります。
最近はそちらにほとんどの時間を使い、作品制作が後手後手になってしまってはいるけれど…。う~ん、とてもバランスが難しいです。
でも自分で選んだことだから、しばらくはこの形で進んでいくと思います。
VRアーティストとして忘れられやしないか、ちと心配はしてる…(;´∀`)
今回のイベントを通して、自分の内側、内側へ意識を向けると、どうしてもこの事が飛び込んできます。そして、VRアートになかなか着手できていない事実に、胸がチクりと痛むのでした。その痛みも、自分で何とかするしかありませんがね。頑張ります。
とても心地いい空間でした。良い刺激にもなりました。
どうもありがとうございました。
今日はこの辺で。
読んでいただき、どうもありがとうございました。
それでは、また。