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技術書典16オフライン会場お疲れ様でしたー!スペースで色々聞かれたのでピックアップして回答

画像は売り子してくれた友達と行った打ち上げの店です。美味かった。

新刊の紹介

勉強会本第2段です。
以前よりは順序立てとかを意識しつつ再利用しやすい構成の本になったと思います。
電気も紙も電子+紙もALL一冊1000円

一般参加の人と話してて思ったこと

社内勉強会の本を出すと、自分と同じく何かしらのもやりを抱えている人が来てくれるし、雑談してくれる率が高い気がします。
その中でも特に話題に上がったもので、これは自分も明確な答えを持っていない内容なので、もしこの記事を見かけて良い解決方法をしっている人が居たらコメントしてくれると嬉しいです。

運営側のモチベーションの維持

社内勉強会に累計12年くらい関わってて、このモチベーションの維持は特に以前本にした7年くらい~のエピソード当時も課題でした。というか自分はモチベーションの維持に失敗しました。

そして現在会社も変わって6年目?とかなんですけど現状は問題なく維持出来てます。新刊の中でも書いたんですけど自分は運営をするコスト自体を大きく下げました。特に現在の会社は人数も50~100人規模の会社で、高頻度に勉強会を回すのって大変だと思ったし、ネタを準備してもらう余力もそんなに割けない・・・って思ったんですよね。あとシンプルに勉強会運営自体に疲れてたのでなんかついでにやれるようにしよう。みたいな運用にしました。

今回、技術書典16オフライン会場で雑談していてモチベーションを維持するために必要なことはなにか?という質問をもらったときに聴講者からのフィードバックを得られる工夫を行うのが良いだろうと回答しました。

これは経験として思うことですが、勉強会運営のモチベーションを下げるのは、暗中模索・独り相撲みたいな勉強会そのものにたいする懐疑から生まれてくるんじゃないかなと思ってます。暖簾に腕押しとか

勉強会をやることで良い効果が起きているはずだ・・・!という根拠の無い思い込みにすがるしか自分は無かったですし、最終的にまあどうせ必要になったら誰かやるでしょっていう開き直りからクローズしました。

フィードバックを得る手段

運営から参加者に対してアンケートを送って回答をお願いしたり、リアクションやSlack実況チャンネルなんかを作って実況してくれ~~~ってメッセージをもうそんなのわかってるよ~って当たり前なものになるくらい投げるのが良いんじゃないか?って思います。
業務の傍らに運営をやっているとその時の忙しさとか心身の状態である日急に不安が膨らむので、そうならないようにこういったポジティブもネガティブもどっちでもいいからフィードバックをもらう事が大事なんだと思います。
何もしないと五里霧中・暗中模索みたいな感じです。つらい。

運営側と参加者の熱量の差をどうするか?

これも聞かれました。自分は現状だと難しいと考えてます。組織内で熱量の差があるなと感じる場面っていうのはたくさんありますが、明確にこれが問題!といえるようなものは無いと思います。
例えば、質問を誰もしなかったり、登壇に非協力的だったり色々とそういった細かい積み重ねがなにか熱量の差を感じるというところだと思います。

勉強会に対して前向き且つ能動的に行動をしているかどうか?の差が広がっていくとしんどい。ただ組織内で勉強会をやる場合避けられないのかなぁ・・・と思います。

この熱量の差みたいなのは運営している内容もあるかもしれません。
例えば組織のメンバーに刺さっていない多くの人にとってNot for meな勉強会を行うことは自分は関係無いから参加しなくて良いとなりがちです。
実際なんか自分にとって違うかも・・・って思ったコンテンツって離れますし、それは勉強会も変わらないです。

こういったところから熱量の差を埋めるには勉強会運営の取り組みで改善できることも多くあるように感じます。
社内横断的な勉強会はこのNot for meなものが生まれやすかったです。
前職はゲーム会社だったのでゲームというところはかなり共通のテーマで使い勝手が良いのですが、エンジニア向けに偏るとエンジニアのための空間のように解釈されがちな気がします。

このバランスが難しいので色んな人を頼っていくしかないと思います。声をかけて相談をするというアクションは熱量の差を埋めるのにとても重要です。実は色々勉強会に思いを持ってくれてる参加者っていうのは居るんですが、案の定能動的な行動にまで進んでくれないんですよね。
それは、今貢献する事が難しかったり中途半端に関わるのももやもやしたり・・・そういったところでストッパーになってる人っていうのは居るものだと思います。

また、もしそうやって相談したときにちゃんと感謝を伝えましょう。特に具体的なアクションが相談の場で出たなら実践し、その結果を相談にのってくれた相手にもしてみましょう。良かった・悪かったどっちでもいいです。
親身に相談に乗ってくれた相手であればそのアクションの行方に関心があるのは自明です。特に良い結果だったならなおさらです。コーヒー一本くらいおごりましょう!

熱量の差を埋めるにはじわじわと草の根で意識を広げていって文化を醸成していくしかないんだろうなと個人的に思ってます。

ネタ出しにこまる。

わかります。この解決方法はシンプルで、定番ネタを増やして準備がほぼ不要だったり、テンプレ化されている状態にしましょう。
この辺の具体例は新刊の方にも載せてますが、自己紹介のLTとか準備せずできるラウンドテーブルとかなんかそういうのが良いかも。気になったら新刊買ってね


読んだら感想をポストしてくれると嬉しいです!あと質問も回答考えるの超楽しいのでたくさんください~!

買ってくれた人はもうガンガン聞いてくれると嬉しいです。
自分もまだまだ手探りな状態ではありますが、ある程度しんどいもたのしいも経験はしていると思いますし、業界はゲームだったりするものの100人未満~数百人規模まで経験はしたのでなにかしら話せる気はします。

社内勉強会でしんどい思いをしてる人が一人でも減って、勉強会をやるのが楽しい!ってなってくれたら嬉しいなって思います。

それではまた


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