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PALM語り その1 1~10巻

30年以上愛読し続けている「PALM」についてnoteで語ろうと思います。

”がまんのウィーク”でひねもす家にこもってるが「梨泰院クラス」も観終わり、ウイイレとウクレレの日々にも飽きてきたので、ベッドの下から「PALM」を引っ張り出してきて読みだしたというわけです。
開始当初は、作者名も伸たまきでしたね。

さて、この漫画。何度引っ越しても捨てることなく持ち続けている1番大好きな漫画ですが、何故好きなのかなかなか言語化出来ないでいます。でも明らかに自分の人格形成にも影響を与えると思えるので、ここで筆の赴くままに再読して感じたことを書き記してみようと思った次第。

パーム①「お豆の半分

記念すべき第一巻。空港でジェームスがガラス叩き割るのが印象的なエピソード。ま、アンディとの関係を語るには1番象徴的なお話ですね。

パーム②「ナッシングハート

「あんたたち、あたしの子を、どうする気だい!?」マリアの台詞が胸に響く。ある意味ジェームスの原点。一方、アンディはアフリカ時代の「胸の太鼓」でその原点を見せます。そして気がつけばボアズはじめ周辺に散りばめられた登場人物たち。後に読み返すと感慨深い一冊ですね。

パーム③~⑤「あるはずのない海

ようやく長めのエピソードが始まります。まずはワイエスとの一件から。友人と思っていたのに、切ないですよね。。この章で印象深いのは「人生は・・・しっちゃかめっちゃかなタペストリーみたいだな」「けれどそのタペストリーはとても美しい」というカーターの過去。この「しっちゃかめっちゃかなタペストリー」って言葉がいつまでたっても頭から離れないんですよね。花火とジャネットがせめてもの救いです。

パーム⑥~⑦「スタンダード・デイタイム

つづいてはアンディの高校生活篇。ボギー・ベンがいい味出してます。シンの25セントの嫌がらせスキw ところで7巻の巻末にある「Simulation」は大好きな掌編。このまま映画化してほしいくらいです。

パーム⑧~⑩「星の歴史 -殺人衝動-

読み返す前表紙のサロニー見て辛くなったけど、読み終わったら胸が熱くなるのはティナとボアズのおかげですね。「星の歴史」は、ハリウッド映画並みのスリリングな展開と、サロニーの狂気のせいで手に汗握ります。


と書いてみたものの、Twitterに慣れてるせいか、全然文章になってませんねww

暫くしたら反芻してみて、書き足したり推敲したりしていくこととします。

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