生まれ順について
今日もアドラー心理学の
【勇気づけ】についての話をします。
勇気づけとは困難を乗り越える
活力を与えることです。
ただいま【ライフスタイルとは?】
というテーマで話しています。
アドラーは生まれた順番がライフスタイルに
大きな影響を与えると語っています。
なので今日は生まれ順の
話をしたいと思います。
人として生まれて
一番初めに知る社会は家族です。
子どもは家族の中で、
この世界とはどんなところか?
ということを学び、
自分の役割を見出し、
選択します。
これが、ライフスタイルの
形成に影響します。
決定的なことではありませんが、
兄弟の誕生順位によって
ある程度のライフスタイルが
決まります。
☆第一子
「一番に生まれ、
一番で居続けたいと思います」
最初は単独子(一人っ子)で注目の的。
下の子が生まれると
「王座を奪われた」状態になります。
王座を追放されたと感じると、
何とか奪回しようとして、
建設的にはたらき、
親の注目を得ようと努力します。
それがうまくいかないと感じると
「問題児」となることもありますが、
しっかりとしていて、
責任感が強く、
頼りになり、
従順なところもあるので、
権威のある人とも
うまくやっていきます。
正しくて、完璧で優れています。
☆第二子
「追いつくために
必死になって走ります」
もし第一子が「よい子」なら、
第二子は「悪い子」になる
ことがあります。
年上のきようだいとの
競合を避けて、
競争が少ない分野での
努力を選んだりします。
家族のなかでの
最初の二人の子どもは、
たいてい正反対になります。
まるで競争をしているか
のように行動するのです。
「お兄(姉)ちゃんみたいに
もっと努力しないとダメだ」
と言われることも多く、
それを補うために
過度に活動的で
「でしゃばり」
になります。
中間子
「一生、人をかき分けて
いく傾向があります」
最年長の特権も、
末子の特権もありません。
自分の居場所がよくわからず、
無視されているとか、
愛されていないと
感じるかもしれません。
人は自分に対して不公平であり、
闘わなければならないと
感じることもあります。
しばしば社交的ですが、
不正義や不公平、
軽視されたり、
虐待されたりすることには
敏感です。
圧迫されていると
感じることがあります。
末子
「赤ちゃんとして生まれ、
王座を奪われることは決してありません」
単独子に似ていますが、
末子は、きょうだいを見て
真似をすることができます。
しばしば、親や年上のきょうだいたちに
甘やかされて「ダメにされる」ことが
あります。
一番小さいので
真面目に取り合ってもらえない
こともあるでしょう。
自立性に欠け「赤ちゃん」のように
ふるまうことで、
ものごとを他の人に代わりに
やってもらうこともあります。
しばしば一番年上の子どもと組みます。
とても創造的で、
優秀で利口だったりすることもあり、
「スピードマニア(何ごとも極端に行動しようとする)」
になって、とても成功することもあれば、
劣等感をもつことも、
勇気をくじかれることもあります。
大人になっても依存的で
「赤ちゃん」のままのこともあります。
単独子
「巨人の世界の中の小人です」
成長期間中はずっと自分より
大きくて能力のある人々の中で
暮らします。
単独子は、大人の間での
居場所を確保するための、
独自のスタイルを形成します。
とてもおしゃべりで、
賢く、かわいらしくて、
さらに、自分の思惑にあっていれば、
恥ずかしがりや、
頼りなげになることもあります。
以上が
第一子、第二子、中間子、末子、単独子
のそれぞれの特徴となります。
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