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原価率に縛られるな!

今日はラーメン屋の利益の
考え方の話をします。

以前チャーシュー麺は
儲からないという話をしました。

チャーシューは原価が高いので
200円増しにしても

チャーシュー原価率は
50%ぐらいになってしまいます。

それを
売価780円で
原価率30%のラーメンに
のせると

チャーシュー麺の原価率は
34%になってしまいます。

だから儲からないという話になるのですが、

ラーメン屋の場合
お客様1人が
必ず
ラーメンを一杯食べます。
(原則的に)

なので
原価率を考えるより
一杯あたりの利益を
考えることが大切です。

なので、
980円のチャーシュー麺の一杯利益は、
原価率34%なので
原価は333円
粗利は647円です。

780円のラーメンの一杯利益は
原価率30%なので
原価は234円
粗利は546円

チャーシュー麺の粗利が
100円近く多くなります。

ラーメン屋の場合
チャーシュー麺を売るのと
ラーメンを売るのでは

その他の諸経費は
変わりませんので
(チャーシューを多く仕込む分の
水光熱費や人件費はさほど変わらない。)

一杯あたりの利益金額が
多ければ、
お店に残る利益が
増えるというわけです。

そうすると、
原価50%の
1380円のスペシャルラーメンをつくると
粗利は690円となり

チャーシュー麺より
更に利益金額が増えます。

原価に50%
690円をかければ
かなりデラックスなラーメンが
つくれますので、

期間限定などで
原価50%の
1380円デラックスラーメンを提供すれば、

お客様も喜ぶし
お店も利益が増える
というwinwinの商品が
出来上がります。

というわけで
ラーメン屋は

原価率だけ考えずに
一杯利益あるいは、
1人当たり利益も
意識して
商品づくりして見て下さい。

それでは今日も一日
張り切っていきましょう!

「あなたは絶対に出来る(^^)/」

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アドラー心理学forBusiness@榎本たか
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