見出し画像

劣等感だらけの人生

今日もアドラー心理学の
【勇気づけ】についての話をします。

勇気づけとは困難を乗り越える
活力を与えることです。

今【自分の人生を引き受ける】
というテーマで話しています。

今日は【劣等感】
という話をします。

前回のメールでは

「自分の行動は自分で決める」

という事で、

生まれた環境、育った環境や
身の回りに起こる障害が、

個人に致命的な影響を
与えるのではなく、

それらに対して

個人が建設的にも、
非建設的にも、

どちらにも主体的に判断し、
対処できるということを話しました。

「出来ない」

では無く

「していない」

ということですね。

自分主体ということ。

そして外的な要因を
言い訳にする以外に

「できない」

理由として

「劣等感があって」

と言う人がいます。

ただし、
劣等感は他者との比較で
語られることが多いのですが、

自分が今よりもっと良くなる
と言う目標を持ち、その目標に比べて

自分の現状が低いと感じたときに
劣等感を抱くことがあります。

なので劣等感は
決して悪いものと言うわけでは
ありません。

劣等感には、
次のような建設的な意味があります。

①劣等感は、目標を持ち、
より良く生きようとすることに
伴う感情である。

②あなたが今日あるということを
振り返ってみると
「劣等感のおかげ」といってよい
部分がかなりある。
※たとえば
「劣等感をバネにして頑張ったからこそ、今の自分がある」
など。

③劣等感を持っていて、
特定の相手に対して
ある目的をもって接するには、

建設的対応と非建設的対応を
自分で選び取ることができる。

(劣等感を持っていても、
それをバネにしてさらに頑張るか、
無理だと判断して諦めるかは
自分で選べる)(自己決定性)

アドラー心理学では
・(器官)劣等生
・劣等感
・劣等コンプレックス
という用語が出てきますので

それを解説します。

● (器官)劣等性:
身体の器官に障がいがあるなど、客観的にハンディキャップがある属性。

●劣等感:
主観的に、自分の何らかの
属性を劣等だと感じること。

他者との比較だけではなく、
こうありたいと思う目標と、
現実の自分とのギャップに直面し
たときに抱くネガティブな感情の総称

●劣等コンプレックス:
自分が劣等であることを
ひけらかして言い訳に使い、

人生で取り組まなければならない
課題を避けようとすること。

解説ここまで。

重要なことは
自分で行動を決めるとき、
劣等感は影響を与えますが、

最終的に決めるのは自分です。

すべての人は劣等感を
持っています。

しかし、

劣等感は病気ではありません。

むしろ、健康で正常な、努力と成長への刺激です。

・劣等性↓
例:生まれつき目が悪い
・劣等感↓
例:学力が兄より劣っている
・生育環境↓
例:家が貧しい

という状況でも【自分の意志】(自己決定性)により

建設的対応を選ぶことも出来る
例:手に職を見つける
例:手先の器用さを生かす

あるいは

非建設的対応を選ぶことも出来る
劣等コンプレックスを感じて
例:家に引きこもる。
例:「どうせうちは貧乏だから」「お兄さんには勝てないから」
と言い訳して建設的な行動をしない

過去と他人は変えられない
未来と自分は変えられる

追伸
下記のURLをクリックすると
メルマガポイントが貯まります。 
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://tsukiya.biz/l/m/pJVDRz7hTSAqo0
↑今日のメルマガの内容を動画で話しています。

それでは今日も一日
はりきって行きましょう!

あなたは出来る!

いいなと思ったら応援しよう!

アドラー心理学forBusiness@榎本たか
ぜひサポートしてください!いただいたサポートは飲食店を元気にする活動に使わせていただきます!