違国日記
以下の文章は、上記動画に表示されている文章をそのまま投稿したものです。
みなさんこんにちは。積読暮らしのえのかです。
今回お話するのはこちら「違国日記」についてです。
作者はヤマシタトモコ先生。祥伝社のフィールヤングという雑誌で連載されており、昨年完結、全11巻となっております。
私がこの作品を読んだきっかけは、元々ヤマシタトモコ先生が大好きだったからなのですが、大好きな作家さんが、大好きな方向性で、これまでの粋を極めたような物語を描いてくれることほど大きな幸いはなかなかありません。
はじめからさいごまで、本当にずっと面白かったです。大好きです。
私がこの作品で1番心に刺さったのは、4巻のちょっとしたエピソードなんですけど、「物語はかくまってくれる友人だった」という話のところです。
この表現がすごい好きで、読み返すたびに好き~ってなってます。
違国日記は他にも読むたびにはっとするような表現や物事の捉え方?とかがあるのですが、自然と自分の考え方やこれまで経験したことをふりかえって、いろいろなことを考えるきっかけになったりして、それがとても楽しいです。
そのせいで肝心の物語に集中できず、読んでる途中でページをめくる手がとまる、なんてこともよくあるのですが、それはそれで楽しい。
先に話した「物語はかくまってくれる友人だった」という話に照らし合わせると、違国日記という物語は、かくまってくれるうえに対話もしてくれる、私にとってとても大切な友人の一人です。
皆さんにもそういう大切な友人のような物語はありますか? もしよかったらコメント等で教えてくれるとうれしいです。
ここまでのご視聴ありがとうございました。
積読暮らしのえのかでした。