6歩目 入院
入院を決めて、お願いをした。
大人になって、初めての入院。
色々、ドキドキ。
Drは、一人暮らしなら病院にいた方が安全だし、手術の事は経過をみて考えよう、と。うちの病院でいいかい?と。穏やかで話しやすいDrで、タクシー劇場(4月10日の記事参照)もあったし、ここに導かれたのでしょ!と腹をくくった。
病棟に上がる前に、右腕の擦過傷の処置をされる。数カ所あって、大きいもので5×3cmくらい。膝の腫れは、血液が溜まってるかもしれないので、注射器で引こうとした。けれど何も引けない。血が固まっちゃったかも、と。
膝の中でも血は固まるのか、、、と色々考えまくっていた。
普段は逆の立場で、処置をする側。
処置をされる側になって、患者さんの思いになる。
処置が終わって、待機してる間に1時を過ぎた。
入院手続きや同意書などの記入があるので、家族に一報入れておこうと思いメールを送信。すぐに返信がきた、と思ったら友達からで、
歌ってみたから聞いてね!とカラオケ音源のURLが届く。
え?こんなタイミングで!?
学生の頃、一緒にバント活動をしていた事がある我らの歌姫。えんどぅさんが歌ってたのを聞いて、Pop Virusを 私も歌ってみたの〜良い曲だよね!というメッセージだった。
Pop Virus / 星野源
早く聞きたいけれど、ここは病院。私のスマホプランは、ネット使い放題ではあらず。
「あの、Wi-Fi、通ってますか?」
病棟に上がって真っ先に聞いた質問となりました。
現代社会、入院生活に必要なもの、それはWi-Fiです。
さて、星野源さん。
キッカケは、自分の好きなムロツヨシさんが、源ちゃんとも親交があるみたいなので、とりあえず音源聞いとこ、という不純な動機でした。それまでは、SAKEROCKの人という印象で、なんとなく聞いてはいたものの、ふんわりって感じで。JPOP感の程よさが聞きやすいし、みんな好きそうというのが当初の感想。上っ面だけだった。
見たり聞いたりしてたモノに、源ちゃんの登場が多く、また出た!と思っていて。三浦大知君目当ての、おげんさんといっしょでは、音楽好きなんだなぁと思わされたり。暗く明るいクリエイターの一面を知れたり、音楽だけではない部分での共感を。
最近の印象は、ドロりとしていて生臭い。そんな一面を持っている。甘そうな飴ちゃん!と思って口に入れたら、中にバーボン入ってた感、を味わっています。
創造は、ヘビロテでした。