経理さんへ

98年生まれ推しは奥田民生・ユニコーンです。
と会社で言うと、なんで好きになったの？？とよく言われる。
会社の経理さんにしつこく聞かれるのでもうめんどくさくて、親が好きでぇと言ってしまうが、全く関係ない。なんならちょうどテッシーと同い年の父は、めんたいロックが好きでジャパメタ世代だ
そんなやつはユニコーンは聞かない

理由なんてどうでもいいだろ、俺はユニコーンが好きでツアーが始まると最低でも5カ所行ってランダムも全部揃えない時がすまねぇんだよと言っても、世の中のおばちゃん経理さんは許してくれないので、改めてユニコーンを好きになった理由と、こんな体になってしまったワケを改めてツアーも終わったからほくほくの状態で書こうと思う。

私が高2の頃、2017年9月
クラスでもライブハウスに出入りするちょっとクラスでも大人っぽい友達が今日の関ジャムみた？と私に言ってきた。
友達は私が奥田民生を好きだと思っていたので、私に共有してくれたのだ。
当時関ジャムはなぜか当時即興で曲を作ってもらう企画にはまっていて、その企画が面白かったから見てくれと言われて、Tverか何かで見たのがユニコーンとの初対面だった。
その当時の友達は現在ダンスボーカルグループのマネージャーになってるらしいと人づてから聞いた。元気だろうか…成人式にも来なかった尖ってた亜美ちゃん…

即興たまごご飯との出会い

そんな友達の勧めで見た関ジャム。
いまではハードディスクに焼いて大切にいつでも見返せるようにしている関ジャム
個人的にどんだけ関ジャムのことが嫌いになっても親だから嫌いになれない関ジャム
インタビューはマジでやる気のない5人
阿部に関しては本当に芯からやる気がないが、作曲パートで一番引っ張っているのは阿部なのだ
後の、阿部の個人チャンネルであれはマジで作った。と言っていたが、あれの進め方閃き方は頭が良くて頭のおかしい天才プロデューサーなのだ。そんな阿部義晴と完全に理解していて意思に沿うSMAの看板奥田民生。
奥田民生は有名だから知っていたが、
全く人生の中に阿部義晴が入っていない状態で阿部義晴に出会うと人はおかしくなってしまう
ABEDONを認識したところからよくわからないことになってしまった

当時はただ曲作りのドキュメントが好きだったのもあって楽しんで見てたのもあったが、完成した一音を聞いて衝撃を受けた。なんだこのバンドと思って調べて出会ったのがユニコーンの名曲HELLOだった
何かよくわからない、何かよくわからないがすごいかっこいい…音がすごい？
今ならユニコーンは出音がすごい立ち上がりがすごいんだ、なぜならすべての楽器が計算されていて、そして効果的に鳴らされているからだと言えるが当時の何かよくわからない、よくわからないが凄い
凄いものを見た気がする。と言う気持ちだった。

そして調べていくうちに、阿部義晴って男はもしかしたらやばいのでは？という岐路に立った
あの作曲進めてた頭の良さそうな人から阿部ショーに出会った私はとんでもないところに来てしまっていた。
もう帰れないところまで来ていた

私の家は姉が2人、3人姉妹の末子の私
姉2人は年子で仲良し、私はいつも仲間外れでよく犬が構ってくれた
姉とは歳が離れていることもあって、家にいないことや当時喋るのが下手すぎて話をしても理解されないことがよくあった。こいつと会話しても無駄だと思われていたので、当時の私は姉の聞いてた椎名林檎を理解し良かった物を話題にする。調べて知らないだろうと思ってたことを話す
今では椎名林檎は大好きだが、当時の私は義務椎名林檎をしていた。可哀想…

そんな私の中にいきなり現れたユニコーン
なにを言っても理解されない私がユニコーンが好きといってもわかってくれないだろうと思いあまり話題に出さずに、日々を過ごしていた
が、初めてのフェスや初めての遠征を通して日々愛が強くなっていき抱えきれなくなった時、姉たちの前で鬼プレゼンをした。
鬼プレゼンだ
少し泣きながら話した。今までのあらすじ解散そして再結成ツアー山形
話し終えた時、姉からあなたってそんなに喋れるんだねと言われた。ようやく言葉を理解したわと言われて、わたしはようやくこの人たちと対等に話ができるようになったんだと思った。
姉たちの話題に合わせるのではなく、自分が見つけたコンテンツで鬼プレゼンをすれば人として認めてもらえる日が来るのかとようやくわかった
そこからは姉とツアーに行ったら、奥田民生の話をしたり仲良くしている。
私は、家族から相手にされていなかったがユニコーンにハマったお陰で人として認められたのだ

ユニコーンは生活をより豊かにしてくれるバンドだけじゃない
そう思ってからは、強くユニコーンを信奉するようになった

今はよく推しとはこう言う風に推せ！推し方や推し活しなくちゃという世間の風が強い　
そんなに強制しなくてもいきなり生活に推しと言うものが現れ、そして掻き乱し生き方が変わっていくものだと私は思う。

そんなわけでユニコーンを応援したことで、家族から人として認められた私は2017年から7年間好きだなぁと言う気持ちが切れないままここまで来ている

今回のツアーも最高だった。本当に
もう認めてもらえたとかどうでもいいし、好きだからツアーに行くし最高の状態になりたいからライブに行っている。
どうですか経理さんこれが私がユニコーンが好きな理由です。