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僕と吃音症と。


こんにちは、よしです☺︎
みなさん吃音症ってご存知でしょうか。
言葉の最初が言いづらかったり
決まった行の言葉がうまく発音できなかったり
人によって様々ありますが、

僕もその吃音持ちの一人です。


僕の場合
あ行、た行が特に出づらくて、
あと言葉をわ、わ、わーって連続で言ってしまったりとなかなか厄介な吃音持ちです。


自分がおかしいなあ?って思い始めたのは
小学2年生くらい?あんまり覚えてない。

家族から指摘されて治しなさい!とずっと言われ
言葉の教室っていう当時の僕には
意味のわからない場所に連れて行かれたり、
この本を吃らずに読めたらお金あげるよ、とか
当時の親は必死に僕の吃音を治そうとしてた。


結論から言うと、治らなかった。
むしろ悪化する一方だった。
今になってわかるけど、親が僕にやってたことは
全て逆効果のことだったってわかる。
治さなきゃ!って思えば思うほど緊張するし
結果吃っちゃって次話すのが怖くなる。
この繰り返し。


吃音症のこともあり
小中ではいじめられまくった。
社会人になってからはだいぶマシになったけど
ちょくちょく出る症状を真似されたり
当時交際していた恋人にも
話してると苦しくなる、、と言われたり


つらいなー、と思うことはちょくちょくある



小さい頃から自分なりにこういう話し方、
この言葉を選べばあまり吃らずに話せるな、
みたいなのがわかってきて今はだいぶ普通に話せるようになったかな、と思う。


僕が自分の吃音症のことをなんでここで話したかというと、一つ目は僕が楽になりたかった。
僕いままで誰にも自分の吃音症のこと言わなかった。言えなかったし、話したいって思う人もタイミング無かった。


Instagramで言おうか
Twitterで言おうか、迷った。

結果noteにしようと思った。

なんかnoteだけは自分に素直になれる気がする、
僕の心をふわふわの空気で受け止めてくれてる気がしてる。


投稿した理由のもう一つは
吃音症だけじゃなく色んな障害を持ってる人がたくさんいて、それでもまだ周りの理解が得られないのが現実。自分の意思とは別に発症してしまうことを僕が知ってるから。町で奇声あげてしまうひとや変な行動をとってしまう人を見て、変だなって一ミリも思わないし、辛いよね一緒に頑張って生きようっぜ、って思う。


でも僕は不運にも吃音症と言うものを背負って
生きていかないとだけど、不幸ではない。
吃音症が故に辛いこともあるけれど、
僕は今の僕に満足してるしとても幸せ。


それに吃音症を持って生まれてよかったこともある。小さい頃たくさんいじめられたし日本人じゃないとか宇宙人とかとんでもないことたくさん言われてきた。そのおかげで人の痛みを誰よりもわかる人間になった。メンタルも鍛えられた、ある程度のことは受け流せるし、感情のブレが無くなった。

そりゃ吃音がない方がもっと幸せだけど、
結果として今の僕を作ってくれたと思う。

同じように悩んでる人に届けばいいなー、と
もっと理解ある世の中になればいいなー、の二つ。

別に吃音症っていうのを知らないことも
知らずに面白がってることも、別に悪じゃない。
けど知ってくれたらもっと丸い世界になれるなって
おもう。


冒頭で親がやってたことが間違ってたって
言ったけど、僕のために悩んで苦しんだ結果だから別に恨んでもない。周りの友達も、なんとなくそうなのかな?って思って何も言わないをしてくれる人もいるのも知ってるし、いつもあんやとね。って思ってるよ。



この記事を読んでって思わない。
えらいねとか、可哀想とか
吃音症なのにとか、そんなことは要らなくて
ただ自分自身、強く生きようって思う。
届く人に届いてくれたら嬉しいなって

そんな感じ。


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