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【うる星やつら・ぬいづくりの話】


おはようございます。えのきマンです。


気がついたら7月も終わりが近づいていました。
私は非常に暑がりなので、正直春の段階からだいぶ暑く感じていることが多いのですが、やっぱり夏が始まるとその時の比じゃないですね。

これから夏本番とされる8月が始まるのかと思うと…
おお……

早くまた冬が来ますように……


【うる星やつらの話】

うる星やつら、ついに最終回を迎えてしまいました…(だいぶ前の話ですね…)
私はうる星やつらが大好きで、リメイクアニメがものすごく嬉しくて、毎週欠かさず観ていました。

終わってしまうのは寂しいのですが、うる星やつらの大好きなところの一つが、原作漫画の終わり方なんですよね。だから、最終回を観ることができたのは大変うれしいです!

ので、ここではうる星やつらの終わり方の話をしようと思います。
うる星やつらを読んだことがなくてネタバレ嫌だよ~!という方がいらっしゃいましたらこれ以降の話は飛ばしてください!


うる星やつらの終わり方と言えば、ラムちゃんとあたるの
「一生かけて(好きだと)いわせてみせるっちゃ」
「いまわの際にいってやる」
という会話です。


「いまわの際にいってやる」
この言葉、すごいですよね。うる星やつらの完結の形として最適解と言えるのではないか…とずっと思っています。この一言に「漫画では描かれない二人の今後」がすべて詰まっている気がするんですよね。

「ラムが好きだ」という気持ち(一番かどうかなどは置いておいて、これからも近くにいることが嫌ではない気持ち、あるいは当然いるだろうという気持ち)と、「それを言ってもいい」という意思は既にあたるの中に存在していて、それでいて、この場ではっきりとは言わない…という選択をしたんです。
最終話の最後のページなのに…!

そしてその上で、ここでうる星やつらが完結することに納得感があることがすごい!
うる星やつらの主軸において描かれるべきことはすべて描かれたのだという感覚があります。


「いまわの際にいってやる」というセリフは、割と誰が見ても好きって言ってるようなものじゃんという印象を受けるのではないでしょうか。つまり対話の内容だけを見れば、ここであたるが「はいはい好きだよ、これで満足か」などと言っても、ほとんど同じ意味の対話として成り立つのではないかと思うんですよね。

他にも例えば、同じように好きって言ってるようなものじゃんになるような最後の言葉…と言われたら、「言わなくてもわかるだろ」とか「いつかな」とか、そのあたりがパッと思いつきます。
ツンデレとか、照れ隠し的な文脈ですね。

でもそこで「いまわの際にいってやる」なんですよね。
ツンデレや照れ隠しというよりは、ひねくれ者…みたいな印象が強いかもしれないですね。こうして比べてみると他に思いつく候補よりもあたるらしい感じがします。
あたるって、私から見た印象だとツンデレというよりはひねくれ者・素直じゃないタイプ…なんですよね。これはすごい…


話は少し変わりますが、物語を美しく完結させることって、すごく難しいと思います。

少し前、「昨今は結末をはっきり描かないエンディングは嫌われがちである」という話題を見かけました。
逆に、「キャラクター同士の結婚などにありがちだが、最終回で明確に全部描かれてしまうと微妙」という話題を見かけることもあります。

それらが良い悪いではなく、こういった話題が上がるということは、それだけ結末の描き方について考えたり、思うところがあったりしたことがある人が多いのかも…と感じました。

結末についてどこまで説明するべきなのか?
書き手の目線で考えると、明確にしすぎると余韻や趣がない気がするし、曖昧にしすぎると本当に伝えたいことまで伝わらない気がします。
読み手の目線で考えても、伏線が回収されていないとモヤモヤしてしまうけど、逆に最後の最後で今まで言われてなかった設定などを一気に出されたら、風呂敷を畳むために後付けしたような印象を受けてしまうこともあります。

結局のところ、結末の"良さ"には過程の良さが必要不可欠ということなのかもしれません。
1本の物語を描き切ることって、難しすぎる…


「いまわの際にいってやる」についても、過程も絡めて考えてみようと思います。

この言葉から読み取れる"好き"以外の感情としては、現状あたるはいまわの際までラムちゃんと一緒にいることについてやぶさかではない。ということです。

そしてここまでうる星やつらを読んできた人ならおそらく、あたるにその気持ちがあるなら、ラムちゃんは必ずそれを現実にしてくれるだろうな…と感じるのではないか…と思いました。
ラムちゃんはあたるが普段どんなに他の女の子にふらふらしていても、あたるがラムちゃんを大事に思っている…という素振りを見せたら素直に喜んでいたし、そんなあたると一緒にいるために頑張る姿を見せてくれていた…と思うからです。

そしてあたるが重要な場面でラムちゃんを想った時、大抵の場合ラムちゃんはしっかりそれを察することができています。ギャグ的に気付かないこともままありますが、流石に最後のお話でのあたるの想いには気付いていると読み取って良いでしょう。
となれば、やはりラムちゃんは今後もあたると一緒にいることを選ぶのだろうな…


というのが、私の見解です。
いかがでしたか?


うる星やつらの結末の形は、ここまで物語を楽しんできた読み手への信頼でもあるのかもしれないですね。
そしてこれまでのお話の中で、読者との間にその信頼を築いていること自体も、うる星やつらの素晴らしさなのだと思います。

アニメの最終回は原作を踏襲しつつ、うる星やつらのワイワイ感や明るさの方を強調した終わり方になっているなと思いました。
漫画の方は割とあっさりしていて周りが二人のドタバタにこれからも付き合わされることでしょう…的な印象が強かったのですが、アニメだと皆があたるとラムちゃんのことを微笑ましく見守っているような印象が強いです。これはこれで好きですね!


次はらんま1/2やぬ~べ~が再アニメ化するそうで、大変楽しみです!
何故なら私は絶対にシャンプーちゃんとゆきめちゃんが好きだから……


【ぬいづくりの話】

今年の目標を一つ達成いたしました!うれし~!

自分のオリジナルキャラクターと、知り合いのオリジナルキャラクター2つのぬいちゃんを作りました。


オリジナルキャラクターのぬいちゃん達


初めてであることを加味するとなかなか可愛く作ることができたのではないでしょうか!
髪の毛に使用した布が想定よりも分厚かったみたいで、思っていたよりもちょっと頭が大きくなってしまいましたが、それはそれでかわいい!

今回は小さめのぬいを作りたかったので、ヒトデみたいなシンプルな形の身体にしてみました。
ちいさきいのち…という感じがしてとても可愛いです。
服を着ていなくても"裸"っぽすぎないのも良いですね。もちろんいずれお洋服wを用意してあげるつもりではありますが!


また、個人的な好みで前髪が縫い付けてあるぬいを作成したのですが、これが小さいぬいちゃんだと細かすぎて非常に難しいです。
でも大きい場合はその分縫う範囲が広がってものすごく根気が必要になると思うので…う~む、ぬいづくりのかなり高い山という感じがしますね。縫い付けない髪の作り方もいずれ試してみようかな…?

でもそれ以上にお顔の刺繡が本当に難しくて、何度もやり直しました



結果、知り合いのキャラクターのお顔だけが家にあと3つあるのですが、これらはどうするのが正解なのか悩んでいます。
捨ててしまうのはちょっと忍びないですよね、ちょっと"生命(いのち)"すぎるので………

これからまたブラッシュアップしていきたいので、この仮初の"生命(いのち)"達を如何様に扱うか、考えておかなければならない…
理想のぬいちゃんが作れるまで、私の戦いは続く……


【おわり】

本当は5月ごろに出そうと思って書きあげていたものだったのですが、気がついたら7月になっていました…
これはひとえに、私がぬいちゃんの画像を用意するにあたってどのように撮影すれば良いのか?を永遠に考え続けていたせいです。2か月悩んだにもかかわらず普通に当時撮った写真をそのまま載せています。
写真を載せるという手間は、私にはまだ早かったようですね…

覚えている限りの近況としては、ブルーアーカイブを始め、ちょっとず~つ手を付けています。
ストーリーを読みたい!なんか、横乳が出ている女の子に首輪をつけて散歩するシーンがあると聞いています。そんなの気になりすぎる!
ソシャゲのストーリーの難点は少しずつしか読み進められないことと、がんばって読んでも完結していないことです。一気見を好む私としては、完結を待ってしまう!でもソシャゲのストーリーは大体永遠に終わらないんですよね…

ついに原神もDLだけしたので、ぼちぼち触っていきたい!

でもお絵かきもしたい!Live2Dも手を付けたい!
やりたいことがありすぎる!


そういえば、先月?先々月?あたりからskebを再開しまして、ありがたいことにいくつかのご依頼をいただいております。やっぱりskebで絵のご依頼をいただけると嬉しいし、気合を入れて絵を描く機会もできてとても良いですね。
またいずれお絵かきについても何かnoteで考えてみたいと思います。


それではおやすみなさい


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