見出し画像

#32 解散ラッシュ(2)

みなさまいかがお過ごしでしょうか。エノキです。

前回に引き続き、年内に解散を迎えてしまう私の好きなバンドを紹介します。(1)はこちらからどうぞ。

さて、本日紹介するのはこのバンド。

②SUNNY CAR WASH

邦ロック好きの人ならもしかしたら一度は聞いたことあるんじゃないでしょうか。これがSUNNY CAR WASHの音楽です。『キルミー』は名曲ですね。

サニカーの音楽は疾走感がある演奏と時々心をチクっとする言葉選びが特徴じゃないでしょうか。パワーワードが本当に多いです。

例えば『キルミー』には「故郷には緑を」って言葉が入っています。過去に、「故郷には緑を」なんて言葉を含んだ曲を作成したバンドはあるのでしょうか。地球に優しいですね。でも、そんなところが魅力だと思っています。

そして、こちらの曲も言葉選びが秀逸です。

どこか冷たい風が吹く河川敷に佇みながら、「昔好きだったあの子は今頃どうしているかな」なんて考えてしまうようなシチュエーションを想像させてくれますし、もしかしたら実際にやっちゃうかもしれません。

人は年月が経てば変わっちゃうのは分かっているけれど、どこかあの時のままでずっといてほしかった、変わってほしくなかったって思い続けてしまう、そんな感情を芽生えさせてくれます。

この曲を聴くと私はいつも、成人式に行けばよかったかなと少し後悔します。変わっちゃったであろうみんなを見るのが少し怖かったというのが行かなかった理由の一つでもあるので。

まぁ今もあの時の空気感を保ちながら中学校の思い出は色褪せることなく私の中に残っているので、結局これでよかったのかもしれませんが。

面白いことに、私は来春「嫌いだったあの町」に帰ることになったので、もしかしたら変わってしまったあの人達と会うことになるのかもしれません。またそれも人生ですよね。


こんな感じで青春感あふれる曲を届けてくれたサニカー。
YouTubeには他にもここ最近の曲のMVが上がっているのでぜひご覧ください。(個人的には『ファンシー』がお勧めです!)
今後もなんとなくボーカルの岩崎さんは活動していくのかなという気がするので、ぜひ弾き語りなどでお目にかかりたいです。
くれぐれもメンバーの皆さんがそれぞれ心地よい形で活動していくことを願っております。

-----------------------------------------

こんな感じで2回に渡り私の好きなバンドを紹介してきました。
バンドは解散しても生み出された音楽は残り続けるので、ぜひ聴いてみていいなと思ったらプレイリストにでも入れてみてください。
曲が忘れ去られない限り、そのバンドは生き続けるので。

別れがあれば出会いがあるということで、私は彼らを忘れないままで再び新しいバンドとの出会いを求めていきます。
もしおすすめのバンド等いたら教えて下さい~!では。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?