＃12　『花子とアン』とうとう完結

みなさまいかがお過ごしでしょうか。エノキです。

本日、NHKにて放送されていた連続テレビ小説『花子とアン』の再放送が最終回を迎えました。
国会や相撲、オリンピック、甲子園など様々な中継で幾度となく放送が中断されたものの、約1年かかって花子の人生を見届けることができました。

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『花子とアン』の初回放送は2014年。当時の私は中学3年生でした。
その時もリアルタイムで見てましたが、改めて歳を重ねてから見ると、当時は気付かなかった感情の機微に気付いたり、以前とはまた違った解釈をしたり、伏線を見つけられたり…。1度見て、先の展開を知っているからこその楽しみ方ができました。

特に、花子と兄やんである吉太郎の関係性は、再放送を見てきちんと理解することができました。吉太郎の長男としてのプライドや、花子に対しての愛と妬み、長男を差し置き妹ばかりを溺愛する父との関係など。中学生の時は単純に花子を一歩引いたところから見守っているお兄ちゃんという印象でしたが、様々な気持ちが複雑に絡み合い締め付けられて、苦しい思いを抱えていたんだな、と今更ながら思いました。

他にも、『花子とアン』には印象深いシーンばかりです。語ればキリがないですが、昭和の時代に手に職をつけて、時代に負けず、誇りをもって仕事に打ち込む花子の姿は、私の目にかっこよく映りました。また、腹心の友の存在を素敵に思い、こんな一生涯の友人を欲しいとも思わせてくれたのもこのドラマでした。花子は私の憧れの女性の一人と言っても過言ではないかもしれません。

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そして、『花子とアン』には、将来朝ドラで主演を務めることになる方も多く出演されていました。
連続テレビ小説『まれ』でヒロインを務めた土屋太鳳さんに『べっぴんさん』でヒロインを演じた芳根京子さん。さらに『エール』で主演を務めた窪田正孝さんも出ておられました。
正直、このお三方が朝ドラで主演をすることになるとは、予想していませんでした…。

また、今となっては人気になった俳優さんも多く出演していました。『西郷どん』や『変態仮面』で主役を演じた鈴木亮平さん、『チェリまほ』などでおなじみの町田啓太さん、『今日から俺は‼』などに出演されている矢本悠馬さん、『おっさんずラブ』で大活躍の吉田鋼太郎さん、などなど。
他にも仲間由紀恵さんや黒木華さん、賀来賢人さんなんかが出演されていたので、豪華なキャストだったんだなと思わされます。

特に、吉田鋼太郎さんが演じた嘉納伝助は、『おっさんずラブ』にはまった私からしたら、もう、武蔵にしか見えませんでした。「蓮子ぉぉぉぉーーー！！」と叫ぶシーンなんかは、脳内で「はるたぁぁぁぁーーーーん！！！」に変換されてしまいました。ごめんなさい。

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『花子とアン』の再放送が終わってしまったことにより、私の楽しみは一つ減ってしまいました。でも、くよくよしていられないので、また新たな楽しみを一つ見つけようと思います。（次の再放送作品も見てみるのもアリか！）
私も将来、花子のように仕事にも家庭にも友人にも全力で向き合える人生を送りたいと願いながら、今日の投稿はこのあいさつで締めたいと思います。

それではみなさん、ごきげんよう、さようなら。