#37 学生生活終了宣告
みなさまいかがお過ごしでしょうか。エノキです。
前回最後に投稿したのがちょうど一か月前のようです…!
あぁそんなに月日が経ってしまったかと少しばかり驚いています。
さて、この間私が何をしていたか。
そうです、そうですよ、卒業論文を書いていたんですよ!!
いや~もう本当に終わらないんじゃないかと毎日心の中では大号泣しながらパソコンに向かっていました。卒論の執筆は昨年の5月くらいから地道にやっていたつもりだったのですが、あくまでも”つもり”でした。実際は全然進んでなかったんだなと今だから思います。
今後卒論と戦うことになるみなさま、計画的に早め早めに進めたほうがいいですよ、絶対に…!そのほうが、完成度も高く、納得のいく論文を書くことができますよ!
まぁこんな上からなアドバイスを送っておきながら、人様にお見せできるようなものが書けたかというと、そんなことはありません。はっきり言って私の論文は駄作です。ではなぜ私の論文は駄作となってしまったのか。それは…
もう少しだけ大学生をやりたかったから
ですね。まったくもって世間に認められる理由ではないことは重々承知しています…。
卒論の執筆を開始した当時は、学部で1番いい論文を書いてやる!と意気込んでいたわけですが、就職先も決まり、自由な時間が増え、私生活が充実してくると”社会人になるの怖いな、学生のままでいたいな”という気持ちがどんどん大きくなっちゃっていったわけなんです。その結果、”もし卒論提出しなければ確実に留年だから大学生でいられるな”なんて阿保な考えが頭に浮かんでしまいました。
過ぎゆく月日の中で、社会人としてスタートを切る日が近づいてくるたびにこの阿保な考えは膨らんでいき、それに反比例するように私の卒論に対する熱は薄れていきました。
そんなこんなで目を背けていた卒論ですが、1月にも入れば自然と「やらなければスイッチ」が入りました。もし卒業できないとなれば内定企業に迷惑をかけますし、家族にも迷惑をかけますし、半期分の授業料も払わなくてはいけなくなるし…と自身のメンタルをえぐる多くの問題が生じることに気づいたんですね。
そこからは頑張りましたよ。しかし最低限の睡眠時間は確保しつつ、その他の時間は卒論と向き合う日々だったので、本当に生きた心地がしませんでした。締め切り日は着実に近づいているのに、卒論の終わりは見えない。もう本当に私以外の誰にもこんなつらい思いはしてほしくないです…(だからこれから卒論と向き合うことになるみなさん、計画的にやってくださいね涙)
こうして自分と戦いながら書き上げた卒論がなんとか受理されまして、卒論発表会にも出席できました。
例年なら卒論発表会後、1時間も経たないうちに直接先生から口頭で卒業可否が言い渡されるのですが、今回はメッセージツールでの通達とのこと。
1時間経てど、2時間経てど、3時間経てど、連絡が来ない来ない来ない…
もう卒業できないのかもしれない…と諦めかけた矢先に先生から「卒論お疲れ様でした!」のメッセージ。これはすなわち卒業できますよ~の意なのですが、なんだか想像以上にライトな感じだったので思わず「フェッ」と間抜けな声が出てしまいました。例年なら追いコンがあるのですが、そのようなものも特にないので…ヌルっと学生生活最後の春休みがスタートしました。
卒業まであと約2か月になったわけですが、同時に北海道で生活できるのもあと約2か月となってしまったなとちょっぴり湿っぽい気分になっています。(就職に伴い北海道を離れるので…)
4年間なんて長すぎる!と思っていたけれど、やっぱり過ぎてしまえばあっという間に感じるものですね。
卒論を執筆することは学生生活における最後の大仕事です。集大成とも言えますから、なんだかとても素晴らしく前向きなことをやっているように思えます。
でもそれは同時に自分で自分の学生生活の幕を閉じるように仕向けているんだよなと、なんだか悲しいような辛いような、複雑な気持ちになりながら卒論を書いていたのも事実です。
だから先生からの「卒論お疲れ様でした!」は嬉しかった半面、学生生活の終わりの宣告にも聞こえました。
…あれ、私が物事を斜めから捉えすぎなだけですかね?
というわけで、とりあえず卒論を終わらせたよ報告と今後卒論を書く方々へのアドバイスと私のひねくれ思考発表会でした。
こんな超個人的な話に最後までお付き合いいただきありがとうございます。
次はもうちょっと心躍る話を書こうと思います。では。