RTX3080Tiでモンハンワイルズ4Kベンチマーク
2025年のRTX3080Tiの最初の試練
時代はRTX5000シリーズが発売開始となり、ついに2世代遅れとなったRTX3000シリーズ。RTX4000番台でフレームレート生成がDLSS3.0として実装されたり、RTX4070Ti Superという「え？Tiの後にSuper繋がることあるの！？」ってなるグレードが出てきたりと色々ありました。更にRTX5000シリーズは素の性能はRTX4000シリーズから微増とはいえ、マルチフレーム生成機能が実装されました。RTX5090はあのサイバーパンクにおいて4Kで400fps出てしまう規格外っぷり。完全に置いてけぼりとなってしまっているRTX3000シリーズは残念ながらDLSSは2.0までとなり、フレーム生成は非対応です。頼みの綱はAMDのフレーム生成機能であるFSRのみ。
しかしながら私が4K画質でプレイするゲームはFPSではないため、144や240fpsのようなハイフレームレートは必要はありません。RPGやノベルゲーなど最低限60fpsあればなんとかなるジャンルのゲームにおいて、4K解像度とHDR1000の生み出す没入感の中でプレイすることを目的として用意しています。165HzのWQHDモニターとのデュアルモニター環境のため、FPS等フレームレート優先となるゲームについてはこちらのモニターで遊ぶ予定です。
さて、要求スペックの重さから一気に話題となったモンハンワイルズですが、先日遂にベンチマークが配信されました。物は試しということで、4Kベンチマークを取ってみました。PCスペックは以下の記事の時から変化ありません。
ワイルズベンチ結果
まずは、ベンチマークを起動した直後の設定である4K高設定から。
平均こそぎりぎり60fpsを超えていますが、ベンチマーク中は45fpsまで落ちているシーンがありました。60fpsを一瞬下回るくらいだとRPGでは気にならなかったりしますが、50fpsを下回ってくるとカクカクしてるなーって感じてきます。昔は30fpsでも何も感じていなかったんですがねぇ。
次は上記の設定にFSRによるフレーム生成を追加。
スコアがなぜか下がっていますが、フレームレートは34fpsほど向上しました。60fpsを下回るシーンもなかったため、快適にプレイできそうです。
最後にFSRの設定をパフォーマンスに変更したもの。
画像の品質は多少落ちたのかもしれませんが気になりませんでした。フレームレートは10fpsほど向上。70fpsを下回ることがなくなり全く問題なさそうです。
ところでRTX3080TiはVRAMが12GBです。Xなどでほかの方のベンチマーク結果を眺めているとウルトラ設定にするとVRAM使用量がとてつもないことになっていたりするそうです。20GBとか使ってたりするんですって。素の能力より先にVRAM不足が原因でフレームレートがガタ落ちする未来が少し出てきたRTX3080Tiでした。そういう意味ではVRAM16GBのRTX5080ってちょっと不安が残りますよね。かと言って瞬間的にシステム全体の消費電力が1000Wを超えたり、値段が50万円を超えたりともうヤムチャ視点で眺めるしかない状態になっているRTX5090には手が出ません。
そのほか気になるゲームタイトル
・ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~
今年一番気になっているタイトルです。私アトリエシリーズ大好きで今はレスレリアーナのアトリエを必死にストーリー追いかけているところです。ちなみにレスレリアーナのアトリエは軽いので4K最高設定で120fpsに張り付きます。一方で、ライザのアトリエ2が4Kの最高設定だと90～100fpsくらいだったのでユミアのアトリエがこれより重くなる可能性を考えると少し心配なんですよねー。DLSSかFSRに対応していると嬉しいですが。そもそもユミアのアトリエを心の底から楽しむために4Kモニター買ったんですよ私は。
・FF7 ReBirth
FF7 Remakeの2作目です。1作目はPS5でプレイ済みのためReBirthはPS5でやろうかな？と思っています。PCではやらないかもしれません。まだ遊べてないんですよねぇ。Steamのセールで買った過去作のアトリエシリーズをやらないと…
・紅の錬金術士と白の守護者 レスレリアーナのアトリエ
ソシャゲで現在配信されているレスレリアーナのアトリエとは別ですが、どのような繋がり方をするのかは不明です。完全オフラインでの発売が予定されているようで非常に気になっています。今現在慌ててソシャゲのレスレリアーナのアトリエをプレイしているのはこれが理由です。
まとめ
流石に120fpsを超えるためにはいろんな品質を落とす必要が出てきますが、そうなると4K解像度でプレイする意味が薄れてきちゃいますよね。60～120fpsくらいで最新のゲームが4Kの高設定で遊べるのであれば、RTX3080Tiは2025年も現役で活躍できると私は結論付けたいと思います。