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学位インフレの時代をどう生きるか 後編

 学位、学歴インフレの時代がやってきた。別の言い方をすれば、エリート過剰時代だ。

 東大卒が報われないというのも、学位インフレの一つの「表現系」なのだろう。

 私が長らく取り組んできた博士号取得者のキャリア問題にしても、博士号取得への投資に見合う職が十分ではない、という椅子取りゲームの椅子不足の問題だ。

 では、椅子がない時代の「高学歴者」はどう生きればいいのだろう。

 後編ではそのあたりの私見をあれこれ書いてみたい。


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