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速報 米首都ワシントン近郊航空事故 事故調査はどう行われるか
2日連続で事故調査のことを書いてきた。
まさかそんななか、航空事故が起きるとは…。
米首都ワシントン近郊のレーガン・ナショナル空港付近で29日夜、旅客機と米陸軍のヘリコプターが空中衝突し、生存者を探す懸命の捜索が続いている。
まさに現在進行形で救出作業中であり、かたずをのんで見守っている。どうか一人でも多くの方が助かってほしい。
For more information, visit https://t.co/ECDOdj1kdr. pic.twitter.com/Z5vWq4vUJ2
— The FAA ✈️ (@FAANews) January 30, 2025
現地時間午後9時頃、PSA航空のボンバルディアCRJ700リージョナルジェットが、レーガン・ワシントン・ナショナル空港の滑走路33に進入中、シコルスキーH-60ヘリコプターと空中衝突した。 PSAはアメリカン航空の5342便として運航されていた。 同機はカンザス州ウィチタを出発した。 FAAとNTSBが調査する。 NTSBが調査を指揮する。
https://www.faa.gov/newsroom/statements/accident_incidents
FAAはアメリカ連邦航空局、NTSBは国家運輸安全委員会だ。日本語のWikipediaを張っておく。
NTSBは米国内のすべての民間航空事故を調査しており、インシデントも調査する裁量を持っている。
航空事故とは、「航空機の運航に関連した出来事で、飛行を意図して航空機に搭乗した者が全員降機するまでの間に発生し、死亡または重傷を負った者、または航空機が相当な損害を受けたもの」をいう。
インシデントとは、「航空機の運航に関連した事故以外の出来事で、運航の安全性に影響を及ぼす、または及ぼす可能性のあるもの」を指す。
NTSBはまた、高速道路、海上輸送、鉄道、パイプライン、危険物輸送など、他の輸送手段における重大な衝突や事故も調査している。
NTSBはFBIなど犯罪捜査機関に優先して、裁量権をもって事故調査を行う。
FBIをはじめとする連邦政府機関は、時には現場でNTSBを支援し、証拠収集、写真撮影、残骸現場の地図作成、計測などを行い、NTSBゴーチームの戦力強化の役割を担う。また、犯罪捜査が進行中であるとは限らない。
ここが日本と決定的に違うところだ。昨年の羽田空港の衝突事故では、警察が捜査に入り、様々な批判を浴びた。
今回の事故で、NTSBがどのような調査をしていくか、リアルタイムで見ていきたい。
有料部分では、過去の事故の調査をみてみたい。
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