それでも選んだ、選べた道〜異端の医学部論10
私とてそれなりに弁えているつもりだったが、追い出されたとはいえ、理学部のある程度は自由闊達な空気の中で生きてきたのだろう。
こうした医学部と理学部のカルチャーの違いを当初は理解せず、舌禍を起こしてばかりだった。
しかし、途中からは医学部と理学部のカルチャーの違いを自覚しつつ、活動を続けた。研究不正に対する批判、批評もそうだ。
そう、二度目の研究室追放以降は私が選んだ道なのだ。
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