見出し画像

キャスティングボートと少数派

 衆院選の結果、日本には過半数を取る政治勢力がいない状況が出現した。

 これを英語でハングパーラメントという。

 こうした状態では、少数派がキャスティングボートを握ることになる。

 ちなみに、キャスティングボードと間違えて覚えている人が多いようだが、ボート、つまりvoteだ。

 少数派ではあるが、無視できない数を持っているために、過半数を握る勢力がいないために、極めて重要な位置を占める。

 国民民主党がどのような行動を取るのか、多くの国民が注目している。

 こうした状況が生まれるのは、なにも政治だけではない。

 例えば大学の教授会だ。ちょっと生々しい話なので、ペイウォールの中だけで。

ここから先は

756字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?