キャスティングボートと少数派
衆院選の結果、日本には過半数を取る政治勢力がいない状況が出現した。
これを英語でハングパーラメントという。
こうした状態では、少数派がキャスティングボートを握ることになる。
ちなみに、キャスティングボードと間違えて覚えている人が多いようだが、ボート、つまりvoteだ。
少数派ではあるが、無視できない数を持っているために、過半数を握る勢力がいないために、極めて重要な位置を占める。
国民民主党がどのような行動を取るのか、多くの国民が注目している。
こうした状況が生まれるのは、なにも政治だけではない。
例えば大学の教授会だ。ちょっと生々しい話なので、ペイウォールの中だけで。
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