「組織を守る」の行き先
合計3年勤務した古巣である赤穂市民病院に関する記事を読むたび、心が痛い。
いわゆる「竹田くん」のモデルとなった医師が起こした医療事故。それ自体はもちろん大きな問題であるが、それ以上に問題があるのが、病院の医療安全に対する姿勢だ。
医師に偽証を求めるというあってはならないことをした。
その理由が、記事のなかに書かれていた。
赤穂市民病院の行動原理は、この管理職の言うことに書きつくされている。
それは「病院を守る」だ。
ここから先は
1,971字
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?