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 最近思うことがある。

 消防署と病院、消防士と医師は似ているということを。

 消防士は火事になると出動し鎮火する。一方医師は患者さんの病気を治す。

 病気はいわば体の火事だ。

 炎症疾患なんてその名にも炎があるくらいだ。そうした体に起きた火事、病を鎮火するのが医師だ。

 火事も病も、なににこしたことはない。減れば減るほどいいわけだ。

 他にも似ている部分は多い。

 消防の場合、火事を起こさせないためにどうすればよいか等啓蒙活動を行っているし、初期に鎮火するための消火器、火災報知器、スプリンクラー等のデバイスも重要だ。

 医療の場合、生活習慣病の予防など予防医療が重要だし、早期発見のためのデバイス、マーカーも重要だ。

 こんなに似ているのに、一つ異なるところがある。

 それは…。

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