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 ヒラメという魚はじつに面白い体を持っている。

 海の底にへばりついて、上ばかり見ている。目は上にしかついていない。

 似た魚にカレイがいる。

ヒラメもカレイも海底についている腹側は白っぽく、背中側は黒っぽい。

黒っぽく見える背中側を上にして腹を手前にしたときに、頭が左側になるのがヒラメです。

上記記事

 進化の戦略が一致したということだろう。上しか見ないことに特化したわけだ。

 人間にもヒラメ、もしくはカレイみたいな人がいる。

 上司の機嫌ばかりうかがい、下には威張り散らす。そんな「ヒラメ人間」を見たことがある人は多いに違いない。

 学術界にもそういう「ヒラメ」がいるようで…。

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