
バイト医VSフリーランス医
私は常勤職を持たないフリーランスの病理医だ。
複数の医療機関や専門学校に非常勤で勤務し、生計を立てている。そのあたりのことについては、本やこのnoteにさんざん書いてきているので、ここでは繰り返さない。
ここだけのハナシ、あんまり売れてないので、どうかどうかよろしくお願いしますm(_ _)m
ところで、フリーランスに似た言葉にアルバイト、通称バイトがある。
ウィキペディアには以下のように書かれている。
アルバイト(「労働」「仕事」を意味するドイツ語: Arbeit に由来する[3]外来語)は、期間の定めのある労働契約(有期労働契約)に基づき、企業・公的機関などにより雇用される従業員または労働者を指す、日本や韓国における俗称である。略称としてバイトとも呼ばれるほか、アルバイト形態で働く人を指す和製造語として「アルバイター」「フリーアルバイター(フリーター)」が派生した。
非正規雇用の雇用形態の一種とされているが、正規雇用(期間の定めのない労働契約)としてのアルバイト社員とする企業もある。
「アルバイト」と「契約社員」の区別は慣習的なものであり、企業がそのように勝手に呼称を使い分けているだけに過ぎず、同一同格の労働者である(「パートタイム(非常勤)」と「アルバイト」の区分についても同様)。
労働法的にはあくまで双方とも労働者であり、単に労働時間や契約期間が異なるに過ぎない。労働力調査においては勤め先での呼称にて集計されている[4]。
ウィキペディアを信頼してよいのか、という問題はさておき、アルバイトは俗語のようなものなのは理解できる。
フリーランスとアルバイトに明確な区別はないといえる。どちらも有期かつ非正規雇用で働くということだ。
ところが、医師になると、若干ニュアンスが異なる。
バイト医という言葉があるが、以下のようなものとされている。
非常勤医師は一つの勤務先に限らず、2〜3ヶ所以上の医療施設にて毎週もしくは隔週で定期的に働く人を指します。
勤め先の医療機関とは雇用関係を結んでいないものの、業務委託のような形で働いているので、継続的で比較的安定した収入を得やすいです。
一方で、バイト医師は毎週末の病院当直や、1日〜数日の短期的な労働で生計を立てる人を指します。
常に転職サイトなどを利用して、働き先を変えながら生計を立てていくので、収入は安定しづらいことが特徴です。
そのため、バイト医師はスポット医師などとも呼ばれます。
これもある種独特の定義なのだろう。上記のように、バイト医というのは、当直や検診などの仕事をスポット的に入れて働く医師たちとされている。
ただ、スポット的な働き方である以外は、フリーランスと言ってもいいだろう。ただ、バイト医とフリーランス医の間には大きな違いがあると思っている。
それは…。
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