東京大学が、来年度の入学生の授業料値上げの方針を発表した。
ちょっと長いが、PDFファイルの文章の核心を紹介する。
確かに博士課程の学生への配慮、授業料免除の枠の拡大など、配慮はしている。
しかしながら、問題点は多い。この唐突の発表に納得することはできない。学生たちとの約束を守っておらず、夏休みという学生がまだ学内に戻ってきていない時期を狙い撃ちしたかのような発表を行ったからだ。
上記の投稿に掲載されている学生たちの文章に賛同する。東大の発表の問題点は上記文章に書き尽くされているが、あえて一点挙げるならば、合意プロセスの問題だ。
学生を構成員として認識せず、対話もせず一方的に通告するのみという姿勢を容認することはできない。
追記
noteに抗議声明のテキスト版が公開されていましたので、貼っておきます。
東大で学んだ卒業生の端くれとして、学生たちに連帯することをここに表明する。
言いたいことは言ったので、ここまでお読みいただけたら大丈夫だが、有料部分ではこの件に関する雑感を書きたい。