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「スクールカラー」と個人

 兵庫県は確かに面積的に大きな県だが、日本の中では地方の一部の扱いだ。

 そんな兵庫県がまだまだ話題だ。

 兵庫県の話題が全国に報道され続けるのは、確かにどうなのか、と思う一方、今後の政治を占う上で重要だと思う部分もあるので、報道する意義はあると判断されているのだろう。

 ところで、上記の古市氏も卒業したある大学のある学部が、今回の件で話題になっている。

 折田氏叩きの状況はちょっと異常で、かつてのSTAP細胞事件を思い起こさせる。だから距離を置きたいと思うが、気になるのが、折田氏の「慶應SFCっぽい」というイメージのことだ。

一応入学だけはした筆者も、これは確かにSFCっぽいなと感じました。正義とか悪とか難しいことを考えるのはいったん置いといて、合理性を追求して、シェアしてみんなハッピーになりましょうよ、といった感覚です。

https://nikkan-spa.jp/2052334/2

 X上でもSFCを巡ってあれこれ意見が出ていた。

 正直言って、数人の卒業生から大学を論じるというのは、あまりいいことではないと思う。

 「これだから東大生は」と散々言われてきた東大卒ならば、そのあたりのことが嫌というほど分かるだろう。

 大学も多様、学生も多様。たかだか目立った数人で大学など論じることはできないはずだ。

 とは言っても、スクールカラーというのがあるような気がするのも事実だ。実際私自身も何度か書いている「東大論」も、こうしたスクールカラーについて触れているわけだ。

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