帯に短く襷に長し デジタルガジェット放浪記
最初に買った、というか親に買ってもらったコンピュータは、NECのPC-8801mkIIFRだったと思う。
中2だったと思う。ベーシックマガジン(通称ベーマガ)のプログラムを打ち込んでいたのを覚えている。
ハイドライドとか信長の野望といったゲームをやったことも、朧げな記憶がある。
ハイドライドに音声がなくて、販売店に苦情を言ったことも。今思えば容量が足りていなかった。信長の野望では1582年に本能寺の変が発生して羽柴秀吉になったことが強烈な印象だ。一度しか発生しておらず、どうしたらもう一度できるのか、あれこれ条件を探ったのも懐かしい。
1990年代から2000年代はMacを使った。パワーブック、パフォーマ、iMacと変遷。
医学部に入り直してからは基本Windowsに。ダイナブック、レッツノートと続いた。時々ASUSのノートなど安いのも使ってはいたが、丈夫なレッツノートは長いこと使った。
そうこうしているうちにフリーランスになった。
フリーランスになってからは、移動が多いため、いわば移動オフィスという感じで荷物を持ち歩かないといけない。
荷物を軽くするため、持ち歩くノートパソコンは一台。全てを集約したい。
そこで、MacBook Airを購入した。Macに戻ろうと思ったのだ。なぜなら、カッコいいから。
慶應義塾大学のSFCで講義をした時、学生たちのMacBook保有率がやたらと高くて、光る林檎マークがこちらを睨みつけていた。クールじゃんよー、と思ったのだ。
ところが…。
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