「被害者」攻撃からみえるもの

　池袋の暴走自動車事故の被害者のご遺族、松永拓也さん。

　最愛の奥様と娘さんを亡くされ、深い悲しみのなか、再発防止活動を熱心になされている。

池袋暴走事故の受刑者が再発防止へ絞り出した言葉　松永拓也さんと対話した40分【やりとり詳報】：東京新聞デジタル

　しかし、そんな松永さんに、誹謗中傷や脅迫が相次いでいる。

「殺しに行く」「金目当て」遺族に続く匿名の誹謗中傷　池袋暴走5年：朝日新聞デジタル

池袋暴走の被害者遺族・松永拓也さんに殺害予告、無職の男を脅迫容疑で逮捕

「子どもと妻死んで悲しいか？笑」池袋暴走事故の遺族に脅迫メール「あまりに酷すぎる」「さすがに罰を与えるべき」（SmartFLASH） - Yahoo!ニュース

　引用するのも反吐が出るような酷い言葉を、被害者である松永さんに投げかけている。まったく許すことができない。

　こうした被害者に対する誹謗中傷や脅迫はほかにも起こっている。

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　いったいどうしてこんなことになるのか。