GNNと銭ゲバ
今年もゴールデンウィークがやってきた。
4月から新しい所属に移った人にとっては、緊張をとり休養できる一区切りというか、貴重な期間と言えるだろう。
もちろん、医療従事者を含め、休めない人は多いだろう。私も昔はそういう時期もあったが、本当にお疲れ様と言いたい。
ゴールデンウィークの思い出といえば登山だ。
北アルプスの涸沢には何度も行って、雪のテント泊を楽しんだものだ。天候が悪くてこの時期穂高には登れなかったのだけど。
いつぞや大学院生時代に、連休中に登山に行ってしまい、指導教官からこっぴどく叱られたのを思い出す。
大学院生は休んではならんという先生だったから、登山に行くなんて言語道断だったのだろう。昭和の残り香が濃厚な平成初期。
さて、そんな私もいまやフリーランスとなり、働かなければ一円も稼げない立場となった。
そうなると、長い休みは収入源なので、痛し痒しではある。
結構睡眠時間を削って働いているので、休みは嬉しいと思う反面、収入ゼロになるのは痛い。
これは勤め人にはない感覚だろう。休みは必要だけど休むと遅れる。レースの給油や休憩をどうするかというのに似ている。
月給制、あるいは年俸制はサブスクみたいなもの。もちろん残業手当はあるだろうが、時給、日給では働いている人間とは休みの捉え方が違う。
だからこそ、休みをダラダラすごしてはいけないよなあ、と思う。よりよく働けるために、十分な休憩と燃料補給、そしてなにより気分転換ができればと思う。
とはいうものの、どうしてもぼうっと過ごしてしまうことも多く、なかなか悩ましい。ぼうっとする時間もまあ、重要だとは思うのだけど。
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