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【就活】面接で棒読みにならない方法
就活生の模擬面接をしていると、ガクチカや強みなどを答えるときに、棒読み気味(あるいは覚えてきたことを一生懸命に思い出しながら話している状態)になってしまうことが多い。
話している内容が良くても、棒読みになってしまっては印象が良くならない。
では、面接で棒読みにならないようにするためには、どうしたら良いのだろうか。
私が考える、面接で棒読みにならない方法は次の通りだ。
何度も繰り返し声に出して覚えこむ
5~6枚の紙芝居をイメージして順に伝えるようにする
何度も繰り返し声に出して覚えこむ
「覚えようとするから棒読みになるのでは?」という声が聞こえてきそうだが、しっかり覚えこむと抑揚などをつける余裕が出てくるのだ。
私が採用担当者をしていたのはコロナ禍前で、合同会社説明会(合説)がよく開催されていた。どの企業の担当者もそうだと思うが、合説では20~30分程度の会社説明を一日に何度も繰り返す。
私は多いときで一日に12回ぐらい繰り返したこともある。採用担当者になりたての頃は、20~30分も会社の説明を覚えて話せるのだろうか、と思ったものだ。しかし、毎回10回ほど説明を繰り返し、半年から一年もすると、もう頭で考えなくても口が動く状態になった。
面接でも、「ガクチカ」「強み」「志望動機」などの典型的な質問に対しては、あらかじめ回答を考えておいて覚えこむまで練習すると良いだろう。頭で考えなくても口が勝手に動くようになれば、面接官を見回して視線を合わせたり、抑揚などをつける余裕が出てくる。
数枚の紙芝居をイメージして順に伝える
覚えこむまで練習しても、面接の本番ではどうしても緊張してしまい、セリフが出てこなくなるときもある。
その対策として、練習のときから数枚の紙芝居(例えばガクチカで話す内容を頭の中で画像化しておく)をイメージしながら順に伝えるようにすると、記憶が強化されて、面接本番でも忘れにくい。
合説で説明内容を忘れずに話せるようになったのも、パワーポイントのスライドを見ながら説明したことによって、自然に記憶が強化されたのではないかと考えている。
何度も繰り返し声に出して覚えこみ、数枚の紙芝居をイメージして順に伝えることによって、本番面接では棒読みにならず、伝えたいことが伝えられるようになっていくだろう。