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バッディ主教の嘆願

マリアン・エドガー・バッディ主教はワシントン国立大聖堂で行った礼拝で、前日の大統領就任式での発言をめぐり、トランプ氏に対して「慈悲」を求めました。
https://www.bbc.com/japanese/articles/cly4g3wggy3o
以下に『バッディ主教のトランプ大統領への嘆願』全文を紹介します。

わたしは宗教者ではありませんが、バッディ主教の嘆願を支持します。これに対するトランプ氏の「極左で強硬な反トランプ主義者だ」という反発は、おのが心の浅さを示すものでしかありません。

『バッディ主教のトランプ大統領への嘆願』

「大統領、最後にもう一度お願いがあります。
何百万人もの人々があなたに信頼を寄せており、昨日あなたが国民に語ったように、あなたは愛にあふれた神の摂理を感じています。
神の名において、今、恐怖に怯えている我が国の人々に慈悲を与えてください。
民主党、共和党、無所属の家庭には、ゲイ、レズビアン、トランスジェンダーの子どもたちがおり、中には命の危険を感じています。
私たちの作物を収穫し、オフィスビルを掃除する人々、養鶏場や食肉加工工場で働く人々、レストランで私たちが食べた後の皿洗いをする人々、病院で夜勤をする人々。
彼らは市民ではないかもしれないし、適切な書類を持っていないかもしれません。しかし、移民の大多数は犯罪者ではありません。彼らは税金を払い、良き隣人です。彼らは私たちの教会、モスク、シナゴーグ、グルドワラ、寺院の忠実な信者です。
大統領閣下、親が連れ去られるのではないかと恐れている子供たちがいる地域社会の人々に慈悲をお与えください。
そして、戦争地帯や自国での迫害から逃れてきた人々が、この地で思いやりと歓迎を受けられるよう助けてください。
私たちの神は、私たちが見知らぬ人に対して慈悲深くあるべきだと教えています。私たちは皆、かつてこの地で見知らぬ人だったからです。
神が私たちに、すべての人間の尊厳を尊重し、愛をもって互いに真実を語り、すべての人々の利益のために、互いに、そして私たちの神と共に謙虚に歩む強さと勇気を与えてくださいますように。この国と世界のすべての人々の利益のために。アーメン」

バッディ主教の全文は以下のサイトから引用しました。
https://note.com/seijun_nagamatsu/n/n756d4ad4022d

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