水属性の魔法使い 第一部 中央諸国編5
~こんな人にオススメ!~
真面目かつ冗談の多い主人公(有能)が好きな方!
読み応えのある転生ものが好きな方!
現代科学と魔法の関係の理系的考察が好きな方!
これも好きなシリーズのうちのひとつです。
ちなみに、好きなシリーズは発売日(予約)買いしてるシリーズのことです。
ただし、すぐに読むとは言ってません!(笑)
ただ、どこが好きなのかと具体的に書こうとすると結構迷いますね。
テンポのいい展開とか、読みやすい文章とか、掛け合いの面白さとか、登場人物のキャラ立ちとか、作者が思い描く現代理論×魔法の興味深さとか、もろもろ相まって全体としてとても面白い作品…という感じでしょうか?
とりあえず個人的には好きですね!
数学好きな自分としては、魔法で生み出すものの数が2のn乗にしていたり、単に10としていたり使い分けているのがとてもいいです!
『1000本の炎の矢』的な魔法はラノベ界に数多く存在していると思いますが、前々からなんで1000本なんだって疑問だったんですよね。
それよりも2のn乗、あるいはn×8みたいな数字のほうが絶対イメージしやすく使いやすいはず…みたいな。
特に本作のように魔法はイメージだ!的な作品では必須の考察だと思います。
とはいえツッコミもあって、256個の位置座標やベクトルを一瞬で人間の脳でコントロールできるのか?とも思います。
主人公は転生前においてもかなり優秀な設定のようなので、単に脳のCPUやメモリが異次元なまでに優秀なだけかもしれません。
何にせよ作品はとても面白いのでオススメです!
今回は隣国の戦争に訳あって殴り込む話です。
その中で行われるいくつかの戦闘ですが、魔法戦では圧勝だけど、錬金術によるゴーレム戦では敗走(そもそもまともに戦ってない)。
だけど魔法の深淵といいますか、魔法に対する理論的考察を深めるシーンもあってまだまだ先が読めないです。
他作品でみられる魔素的ものにいわゆる素粒子的性質を加えた感じかなと考察してみますが、この作者ならもっと現代科学に寄せた深い設定を盛ってくると思うんですよね。
どんな設定を出してくるのかとても楽しみです!
早く続きが読みたいです。