12/7『初恋によせて』そこはかとなく日記

はあ、、、「First Love 初恋」を一気に観てしまいました。いやあすごかった。すごいとしか言えない。

泣きすぎて目がパンッパン。涙袋が三倍くらい、なめくじになってしまった。明日予定あるのにどうしよう。

本当にすごかったの。いろんな人たちの、いろんな人生や運命や記憶や想いが交錯して、絡まって解けなくなって、でもそれぞれの明日を向いて進んでいく。あんまりにももどかしくて、こっちは泣きはらしちゃったよ。

ストーリーはもちろんすごかった。それに、演技も、映像も、音楽も、衣装も、風景も、インテリアも、食べ物も、全部全部うまくフィットしている。何一つ欠けていたらダメで、瞬間瞬間にこだわりと、いろんないろんなたくさんの人の努力が見えて、それだけで丸三日は泣ける。それは言い過ぎだけど。

そして、やっぱり自分の初恋は〜なんて考えてしまう。センチメンタルになっちゃう。

私の初恋は、初恋と呼べるのかわからないけど、幼稚園の頃。好きだった一つ上の男の子が、違う女の子と手を繋いでるのをみて、バレンタインのチョコレート渡せなかった。それが一番最初の苦い記憶。バレンタインの苦い記憶、そういえば何個もあるなあ。

でも、好きだった人を好きだったその時の気持ちは、今でもずっと大切な思い出になっている。結果お別れしてしまっても、自分の素直な気持ちを選んでおいてよかった。美しい思い出たちは、今もずっと周回軌道上を進んでいて、時折私の方へ近づいてくる。そして、懐かしい香りを運んできては、また遠くへと去ってしまう。そういう惑星をいくつも持っていることが、ほんとうの豊かさなんじゃないかな。

なんてキザなことを書いてしまう夜です。恋っていいな。

宇多田ヒカルを聴きながら、一杯やって寝ます。


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