お仕事絵のラフ画公開!と色選びのお話🌱
こんばんは、かけだしのイラストレーター、煙素。です。
はじめましての人ははじめまして!
今日は最近の私のお仕事絵のお話と色選びのお話しようと思います。
目次
◾︎お仕事絵
◾︎色選びについて
◾︎お仕事絵
こちらはアイコンとして描かせていただいたものです。ご要望がVTuberさんの初期アイコン風ということで、正面でシンプルなデザインかつ、美麗な描き込みになるようにしました。
ラフは別構図も提出したりしています。私は、ご要望に沿って制作したものと、ご要望に+α、自分のオリジナルを入れたもの2枚を提出することが多いですね!
こちらのイラストは、ラフからお顔など服装もほぼ変わっていないのに描き込みでここまで変わるのは驚きですよね。元々色選びが苦手だったので、塗りや描き込みは非常に苦手な工程でもありますが、こう見比べると、塗り込み頑張ってよかった..!と思います 笑
◾︎色選びについて
こう見ると今と全然違う..!!!!!!!
彩度が高く、色が多くごちゃごちゃしてますね。
顔が周囲に溶け込んでしまってる感じもします。
元々彩度低い絵がすきだったので、ここから彩度を落として絵をかいていました。
この頃は、カラーサークルでここの範囲しか使わない!と縛って絵を描いていました。選ぶのが苦手だから、初めから色の幅を狭めてしまおう作戦です。
ですが色選びが下手というのもあり、上記のイラストのようにパッとしない仕上がりに頭を悩ましていました。
私は元々彩度高めの感覚を持っているのだと思います。絵を加工する際も、彩度をあげると良く見えることが多いです。それに刃向かって彩度を下げようとしていたのでそりゃ難しいですよね。
泣く泣く彩度低い絵を諦め、彩度高い色と低い色を両方使って見たところすごくしっくりくる色使いになりました。「彩度高いのになんだか落ち着いてる」という感じがしませんか?
それと、以前と変わったのは、オーバーレイに頼り過ぎないということです。彩度高い頃はオーバーレイで光を足し、オーバーレイで加工する..とオーバーレイのオンパレードでした。
すごく便利ですが、オーバーレイを使いすぎると彩度がどんどん上がっていくため、収集がつかなくなります。全体的に彩度が上がっていくので、一部分がすごく上がってしまっているのに気づきにくいのもあります。
とにかく光を入れるのにはオーバーレイを使わない!これだけでだいぶ変わりました。あくまでも加工に使う感じです。
また、柔らかな光はそんなに彩度が高くないです。好きな絵師さんなどの絵をスポイトしてみると思ったより彩度が低かったり..。驚きがあるのでスポイトオススメです。(絵に使っちゃだめだよ!)
乗算も重ねすぎると色が沈んでいき、絵全体が見にくく、沈んだ印象になります。リアルではありえないですが、1番暗くなるところを、グレーにしたり、色調を少し変えるのもとってもオススメです!絵なので嘘ついていいんです。
文章じゃ説明しにくいですが、彩度や色調を変えたりするだけで「もうひと段階暗いんだ」と脳が理解してくれます。ずっと同じ色で影が濃くなっていくと単調になってしまうので..私もよく違う色を忍ばせています。
ちょっと眠いので今日はここら辺で。また画像付きでお話します。
おやすみなさい!
煙素。