哺乳瓶になった円角
どうも、VRChat上でバーチャル授乳CafeキタリナQuest支店「キタリナQ」の管理者をやらせて頂いております。円角と申します。
6月にヤチョウママと2人で始めた当店も、半年が経過し店員ママも28名に増え、おかげさまで毎週たくさんのお客様にご来店頂いております。
さて、タイトルにある通り、私が『哺乳瓶』になりますという話です。
毎週の忙しい運営の中で徐々に授乳をする機会は減ってゆき、現在は総合案内とインスタンスの人数調整をしているので授乳はしていません。
「授乳をしていない私は一体何者なのか?これからどうして行くべきなのか?」と悩んだ時もありましたが、その先で一つの結論に思い至ったのです。
「私は哺乳瓶になろう」と。
哺乳瓶の良いところは、母乳が出なくても(お母さんじゃなくても)授乳ができるところだと思います。パパでも、おじいちゃんでも、おばあちゃんでも、親戚のおじさんでも、病院の先生でも。
哺乳瓶とミルクがあれば授乳が出来ます。そして、授乳する者は間違いなく赤ちゃんを慈しみ健やかな成長を願うのです。愛を知るのです。己の中にある愛を。
何が言いたいかと言うと「一欠片でも愛を持っている方、当店で店員ママやってみませんか?」って事です。完璧でなくていいんです。上手く出来なくていいんです。繰り返す中で赤ちゃんだけでなくパパやママも成長してゆく。初めての感情に触れる。それこそが大切な事なのだと思うのです。
個人的にPC本店はお母さんによる母乳育児だと思っています(実際には授乳Caféで母乳は禁止ですが)
PC本店は「ママになるべくしてVRCを始めた」ようなスペシャリスト集団だと感じます。母性の奇跡の集団。最強ママ集団。未体験の方はぜひ一度体験してみて下さい。すごいから。
優劣ではなく、これはいくら真似しようと思って真似できるものではありません。だってママなのだから。パパがいくらオッパイを絞っても母乳は出ないのです。
ではパパは赤ちゃんを愛していないのか?そうではありません。パパの愛、おじいちゃんの愛、親戚のおじさんの愛。それぞれ愛であり、それぞれが必要な愛なのです。
私はQuest支店の店員ママは、ママであり、パパであり、おじいちゃんであり、おばあちゃんであり、親戚のおじさんであると思っています。Questの性質上、インスタンス分けの為に大人数の店員ママが必要だったからということもありますが、私は多様なママが集まってくれて良かったと思っています。とても感謝しています。それぞれの愛の形、それぞれのミルクがあるからです。
Quest支店は「あなたにピッタリのママ(ミルク)(愛の形)がきっと見つかる授乳Cafe」なのです。
そのために私は、大きくて耐熱性に優れた頑丈な哺乳瓶になろうと思ったのです。どんなミルク(ママ)も受け入れられる大きな哺乳瓶に。それが自分の役目なのではないかと。
そして授乳Caféによって愛を受けた人が、また誰かに優しくして、初心者案内をしたり、授乳Caféにママやパパとして戻ってきてくれたりと、優しさが連鎖してゆくことを願っています。
「Questに授乳という慈愛を」
たった一人でいいんです。たった一人が、何となく買った3万5千円のQuest2で偶然始めたVRCで、なんとなく来たキタリナQで「あぁ…来てよかったなぁ、Quest2買ってよかったなぁ」と思ってもらう為に、私達は授乳Cafeを続けていくのだと思います。
当店では店員ママ(パパ)(おじいちゃん)(親戚のおじさん)を募集しております。上手く出来なくて大丈夫です。毎週出勤出来なくても大丈夫です。私達と一緒にQuest界隈に愛を配りませんか?当店は赤ちゃんの為の店であると同時に、あなたの為のお店です。
あなたの愛を少し分けて頂けませんか?
2020.11.29 円角