コバシリ書1

いまの価値観を構築してきただろう漫画に間違いなく五十嵐大介の『海獣の子供』がある。久しぶりにその要素が吸いたくなり演じてた愛菜ちゃんのインタビュー動画をみた。愛菜ちゃんは当時15歳だったらしい。となると自分は16歳だったことに気づく。理解できたようで何もわたしは分かってないんじゃないか。分かることはないんじゃないか。今でも思わされる作品を好んでいた自分をへンテコだったなと思えたけれど、懸命にわたしを振り翳していたわたしに会えた気がした。


わかるって なんでしょうね ほんとうに
いつ分かるかな いつか来るかな

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