市町村のオンライン相談＆現地訪問

わが家が移住するまで｜塩冶恵子│keiko enna｜note

7月前半に市町村のオンライン相談を3つ入れている。

その1回目、候補地としていちばん有力なまちの話を聞いたのが7月5日。翌日には小学校の説明会があり、現地へ。小学校は知り合いの子どもが通っているところで、「ふーん、行ってみるか」くらいの温度感だったけれど、実際見てみたらなんかいい感じだった。ここに通わせるのもありかもしれない、という気持ちにはなるくらい。

息子に感想を聞いたら「いい感じだったけど、ほかにもいいところがあるかもしれないから、ここに通いたいかどうかは決められない」とのこと。そうね。色々見て、感じるのが大事よね。

夫の会社の社長がこのまちに住んでいて、おうちに招待していただいた。指定の住所へ向かうと、別荘地みたいなところに入っていく。え…もしかしてめっちゃいい家に住んでる…？

木々の生い茂る一角に、社長の家はあった。もともと貸別荘だったのを、オーナーに交渉して借家として住んでいるそう。オンライン相談で「戸建ての賃貸物件は少ない」と聞いていたのだけど、社長に聞いてみてもやっぱりそうらしい。

社長一家は12月に退去予定（近くにマイホームを建てるため）と聞いていたので、私は着いて一瞬で「ここに住みたい」と思った。ここより良い家を見つけるのは至難の業じゃなかろうか。

バーベキューをしたあと、みんなでお風呂に入りに行った。そこで夫がまじめに家の話をして家賃を教えてもらったところ、想像の半分だった。わが家が東京で最初に住んだ小さなアパートとほぼ変わらない値段で、1軒家に住めてしまう。

「夏の間あんまり家にいないから、使っていいよ」とも言われたらしい。まじで？