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#057| 幼保連携型認定こども園桜の宮こども園(社会福祉法人雄岡山福祉会)| 保育教諭 Y.Aさん

こんにちは。えんみっけ!事務局です。
保育士インタビュー第57回は、兵庫県神戸市 幼保連携型認定こども園桜の宮こども園(社会福祉法人雄岡山福祉会)保育教諭 Y.Aさんにお話を伺いました。



―担当業務、役割を教えてください。

1歳児を担任しています。
1歳児クラス18 名の子どもたちを正規職員3名保育補助1名、計4名で担当しています。
一緒に1歳児を担当している3名は先輩職員です。

―就職活動時いくつの園に見学に行きましたか?

ココだけです(笑)
 
就職フェアに参加し、「どういう保育をしているのか」など10ブースほどお話を聞き、その中で一番気になった社会福祉法人雄岡山福祉会(桜の宮こども園運営法人)へ園見学に行きました。
 
園見学は、運営している保育施設(認定こども園4施設と小規模保育園1施設)をまわる見学ツアーで、朝9時半に指定の駅に集合してから車で保育施設をまわり、見学しながら教育や保育、食育などのお話しを聞き、園の雰囲気を見させていただきました。
 
(最後に給食もいただけるのですか?)
はい。桜の宮こども園でいただきました。
美味しかったです。

(えんみっけ!に掲載いただいているランチルームでいただいたのですか?
お写真を見て素敵だなと気になっていました✨)
ありがとうございます。
4・5歳児はランチルームで給食を食べています。
厨房がガラス越しに見えるつくりになっているので、調理の様子が見ることができ食育にもつながっています。

―就職先を『社会福祉法人雄岡山福祉会』に決めた理由を教えてください。

面接でもお話ししたのですが、保育理念がピコ~ン💡ときて(笑)
そして、教育・保育目標「喜びをもつ子ども」(どんなことも、喜びにかえて生きる力を育てる)に共感し、就職を決めました。
 
(運営している保育施設の中でも桜の宮こども園を希望したのですか?)
いえ、特にしてないです。
保育理念や教育・保育目標に共感したので、社会福祉法人雄岡山福祉会の運営する保育園ならどの園でもいいなと思っていたので😀

―『幼保連携型認定こども園桜の宮こども園』の自慢を教えてください。

田植え(行事)です。
法人が運営する保育施設に通う5歳児(全員で130名くらい)が地域に協力いただき田植え体験を行います。
田植えをした後は隣の田んぼで泥遊びを楽しみました。
苗を植える食育体験や、泥んこで思いっきり自然に触れる体験型保育を行っているところが自慢です。

田植えは、5歳児担任だけではなく別クラスの職員もサポートに入ります。
私も子どものころに経験した田植えが印象深かったので「行ってみたい」と希望し、サポートとして参加させていただきました。
園内だけではなく姉妹園とも連携を図りながら協力して行事に取り組めるのも、法人の魅力だと感じています。
 
(秋には収穫も!?)
そうですね。
9月末に稲刈りの行事予定です。 *取材日:9月12日
 
(桜の宮こども園だけの特徴や自慢はありますか?)
児童館と園が同じ建物の中で隣同士にあるので、児童館に遊びに来ている乳幼児の親子と園児が交流する機会があるのがいいところだと思います。

(イベントなどの機会に交流するのですか)
イベントだけではなく、普段の教育活動でも日常的に交流しています。
プレイルームは児童館と園に繋がっているので共有して利用しています。

(クライミングウォールも楽しそうですね)
子どもたちは「わあ~」って楽しそうに遊んでいます。 

―学生時代の経験で仕事に活かせているなと感じていることを教えてください。

大学での経験でしたら『実習』です。やはり実践的なものが一番活かせていると思います。
幼稚園実習は楽しかったのですが、保育園での全日実習(責任実習)は 自分が思っていた以上にできなくて悔しかった思い出があります。
指導案を書いてもその通りにはいかないですし、指示を出すことも難しく、悔しい思いをしましたが、できなかったことも悔しかったことも絶対今に活きていると思うので、いい経験だったと思えますし、その気持ちは大事にしたいなと思います。
 
学校以外ではこども食堂の『ボランティア』に行き、こども食堂を知ってもらう・子どもたちに気軽に来てもらうことを目的とした催しのお手伝いをさせていただきました。
人と関わることで、いろいろな人の考えを知り自分自身に取り入れることが出来たので、考えを持って保育ができているなと思います。
また、百貨店内のパン屋での『アルバイト』経験も、礼儀や幅広い年齢層のお客さまに寄り添うことなど、たくさんことを学びました。
いろいろな経験が保護者対応や子どもの気持ちに寄り添うという部分に活かせているのかなと思います。

―保育教諭になって嬉しかったエピソードを教えてください。

1歳児クラスの半分以上は4月に入園したばかりの子どもたちだったので泣いてばかりいたのですが、今では登園してきたときにおはようの挨拶、ハグをしに来てくれたり、
言えなかった言葉、例えば「おいしい」などがある日ぽんとでてきたり、一人の先生だけを後追いをしていた子が、環境や人に慣れて「せんせい」と言ってくれたり、成長を見守れていることががすごく嬉しくて🥰
日々嬉しいエピソードだらけです。

―働く前に準備しておいてよかったこと、準備しておけばよかったことを教えてください。

準備しておいてよかったことは
アルバイト研修です。
社会福祉法人雄岡山福祉会では内定後、入職までの期間に保育施設でアルバイトという形で研修をします。
法人の保育に触れ、園の雰囲気や子どもたちの様子、先生たちはどんな方なのかなを知ることができたので働く上での不安を減らすことができました。
私は12月からアルバイトに入りましたが、人により開始時期は異なり、配属先が決まった3月からは配属先の園でのアルバイトになります。
 
準備しておけばよかったことは
手遊びや、視覚的教材を学生のうちにもっと作っておけばよかったなとは思っています。
今は1年目で前に立って使う機会は多くはないので、今のうちに作ってストックしておきたいなと思います。
 
(実際にどのようなものを作ったのですか?)
手袋シアターをひとつ持っています。
また、「ねこのお医者さん」のペープサートを先日みんなで協力して作り、誕生会で披露しました。

―最後にこれから保育士を目指す学生さん・求職者に向けて一言!

多分不安がいっぱいあるかなと思うのですが、一歩を踏み出したら絶対楽しいことがあるのでぜひ保育士になってください。


入職1年目で初々しいY.Aさんでしたが、保育実習時に悔しい思いをしたことが、振り返れば良い経験で今の仕事に活かされていると力強くお話しされていたのがとても印象的でした。
Y.Aさん、ありがとうございました。

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取材日:2024年9月12日
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今回お話をお伺いした幼保連携型認定こども園桜の宮こども園の情報はえんみっけ!サイトにてご確認いただけます。


インタビュー掲載期間:2026年3月31日迄


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