焉明教のシンボルマークについて

今回は、我が教団についての紹介をします。

1・シンボルマーク

焉明教のシンボルマークは、このようなデザインを使用しております。

もちろん、デザイン性のみを追求したのではなく、きちんと組織の理念を反映させたものになります。
それは以下のようになります。一つずつ見ていきましょう。


2・啓蒙主義の反映

焉明教は、今まで日本の宗教界にはなかった新たな要素を理念としております。そのひとつに「日本宗教界に啓蒙の光を差す」ことです。
過去の宗教の欠点を克服し、それを補える形の教義を元に運営していく、ということになります。啓蒙主義は人間理性を中心に考える思想ですが、これは中世ヨーロッパの宗教的支配へのアンチテーゼとして誕生しました。
それを宗教の教義にするのはナイーブに見えるかもしれませんが、私が思うに、今までのカルトは詐欺師と同じで「愛」や「平和」や「希望」や「神」という言葉を使って倫理に反する行為や違法行為を働いてきました。
ですので、焉明教としてはそれの反動として「理性」や「知性」を重んじる思想を押し広めたいと考えております。


2・月への信仰

我が教団は「月の信仰」を宗教儀式として行う団体になります。
ですので、「月 moon 」が関係する必要があります。
詳しくはこちらで詳しく解説しています。一部抜粋いたします。

私は1日の中で一番好きな時間は夜になります。寝る前にふと、一日を振り返って内省が出来る、ゆったりとした、ぼんやりな闇の空間がどこか好きなのです。特に夜道を散歩し、夜空を見ながら思いに耽るのが好きです。私にとって夜、特に月が明るい満月というのは、最も何かを馳せる時間なのです。これは私だけの感覚ではないと思います。

現に、人類史における月の役割というのは、非常に理性的なものでした。


4・シンボルマークの意味

上記の2つ_啓蒙主義と月への信仰を表現するにあたって、月に関する神話を調べたところ、太陽よりも月を上位の信仰対象にしている数少ない文明をいくつか発見しました。
私が調べた限り、どうやら古代シュメール人は月への信仰が他よりも篤いとのことでした。
ですのでメソポタミア文明の月神(女神)のナンナ(Nanna:𒀭𒋀𒆠)から取りました。
それぞれの単語をデザインした結果が下の画像になります
月:𒆠と、神: 𒀭の2文字を使って、「光差す」啓蒙(理性)がハート(感情)を刺すことで、新たなる心(ハート)を作り出す_をイメージして作りました。


5・感想

今後とも、このシンボルを体現するために活動していきます。
ですので、これからもよろしくお願いします。

※因みに月の女神ナンナ様の文字(Nanna:𒀭𒋀𒆠)の「𒋀」の意味は、調べた限りでは「兄弟」という意味だそうで、焉明教の教義に関係ないのと、意味が判然としなかった(筆者は古代シュメール語が全然分からない…)ため、入れませんでした。


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