【ミニマルな生活】シン・ミニマリスト流WEBライター環境のすゝめ
こんにちは。ミニマリストライターのなまです。
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以前、こちらで私のWEBライター環境をご紹介させていただいたのですが、「本当にこれでいいのか…」と自問自答する日々が続き…
この度、満を持してWEBライター環境を一新する決断をしました。
題して、「シン・ミニマリスト流WEBライター環境のすゝめ」!
自分が本当に必要なものを厳選した結果、こんな感じになりました。
まぁ、シンプル(笑)
これまでWindows機一筋10年で、最大4画面モニターでブイブイ言わせていた時代と比べたら、ガラッと様変わりしました。
とはいえ、これで納得しているわけでもなく、「おおむね満足かな?」という感じです。
まずは、このような暴挙に踏み切った理由と、1ヶ月使ってみた感想(良かった点・悪かった点)について語っていきたいと思います。
「デスクトップPCとノートPCどっち買おう…」「WEBライターになるには何が必要なんだろう…」
そんな悩みがある方の参考になれば嬉しいです。
Windows機からMac Book1台に統一した経緯
冒頭でもお伝えしたように、私は根っからのWindows派で、iPhoneは仕事用で使っているものの、Macに触れたことは人生一度もありません。
特に、一時期FXにのめりこんだ時期があり、4画面で利用するのが当たり前だったので、「Macを取り入れる」という選択肢は全くありませんでした。
しかし、紆余曲折を経てFXを諦め、WEBライターとして活動すると決めてから、4画面が2画面に、2画面が1画面に…とモニターの数を減らしていき、いつしか「…デスクトップPCじゃなくてもよくね?」と思うように。
そこで、以前知り合いにもらっていたノートPC(Windows機)を試しに使ってみたのですが…まぁ使いづらいのなんのって。
キーボードは押しづらいわ、マウスパッドは融通きかないわ、画面は小さいわで散々でした。
「やっぱ俺にはデスクトップ機が性に合ってるのか」と思いかけたところ、
ふと、「そういえばMac Bookってどうなんだろ?」と気になったのが最初のきっかけです。
Mac Bookについて調べていくうちに、乗り換える決心にもなった“重大なこと”に気付きました。
「…Mac Bookならマウス要らねーじゃん」
そう、トラックパッドによるマウスの廃止です(笑)
これまでは、キーボード+マウスセットが常識だったので、その2大必需品が廃止できることにカルチャーショックを受けました。
「なんだそんなこと…」と思うかもしれませんが、ミニマリストの私にとって、机にキーボード+マウスを置かなければならないという環境が少しストレスだったんですね。
でも、一般的なノートPCは使い勝手が悪いので、「しょうがないこと」と諦めていましたが、Macのトラックパッドが救世主になってくれました。
とはいえ、キーボード+マウスを廃止できるという理由だけで使い慣れたWindows機を手放す気にはなれず、その後も3ヶ月くらい悩みました。
(知人のMac book触らせてもらったり、家電量販店に不審者レベルで何回も通い詰めました)
最終的には、Mac Book Pro14インチ(2024モデル)を購入したわけですが、決断に踏み切った理由について、もう少しお話ししていきたいと思います。
Mac Book Proにした理由①:初期スペックが高い
そこまでパソコンについては詳しくないのですが、Windows機時代のスペックが、
◇CPU:インテルCore i5(8世代)
◇メモリ:8ギガ
◇ストレージ:256ギガ(SSDストレージ)
8年前に購入したデスクトップPCで、3つくらいのソフトを複数起動すると動作が重くなる感じがあったので、せめてこれ以上(=マルチタスクがサクサクこなせるレベル)のPCは欲しいなと思ってました。
スペックだけで見たら、比較的値段が安いMac Book Air(M3チップ)でも良かったのですが、接続端子が「タイプC×2」しかないのがネックかなぁと。
しかも、同じストレージ(512ギガ)にカスタマイズすると、+2万円払うだけで、Mac Book Pro(M4チップ)が買えてしまうので、「だったらProかなぁ」という感じで決まりました。
(Proの方は、タイプC×4にSDカードスロット、HDMI端子もあるので、まさにオールインワンPCで私好みです)
私はハブやドッキングステーション等、後付けする類が好きではないので、このような選択肢になりましたが、「全然そんなことないよー」って人は、Airでも十分にアリだと思います。
Mac Book Proにした理由②:オールインワンPCであること
前項でも軽く触れましたが、私は「後から拡張すればいいだろう」って考えがあまり好きではなくて、「ベース(純正)が最高であってほしい」と思ってます。
後からUSBメモリやらドッキングステーションやらを増やすと、ワークスペースを圧迫することになり、見た目もスマートじゃない。
その点、Mac Book Proは、
キーボードやマウスを買う必要がなく、
接続端子も豊富、
内臓スピーカーの音質が良いので別途用意する必要がない、
WEBカメラ内臓なのでそのままミーティングもOK、
ストレージは、内臓SSDとアイクラウドで事足りる、
M4チップで動作はサクサク(どころかヌルヌルの領域)…
まさに、私の求めたオールインワンPC。
断言します、WEBライターはこれ1台あれば他は何もいらない。
…メッチャ高いけどね(笑)
Mac Book Proにした理由③:シンプルの極致ともいえるプロダクトデザイン
Apple信者には耳タコだと思いますが、シンプルでカッコイイのは反則だと思います。
シンプルと質素って表裏一体で、少しでもバランスが崩れれば途端に見すぼらしく見えます。
ミニマリストとして、「ミニマリズム=質素」と思われるようでは二流だと思っていて、シンプルながらもカッコよく魅せることが一流の嗜み、というのが私の持論です。
(そういう意味では、ローランドさんが私の理想ですね)
少し話が脱線しましたが、Appleは世界が認めるシンプル&ミニマリズムの極致で、そのアイデンティティがMac Book Proにもしっかり根付いています。
たかが見た目ですが、されど見た目です。
特にWEBライターは自分との闘いで、見た目だけでモチベーション維持に貢献してくれる、Apple社の企業努力には脱帽ですね。
WEBライター環境を一新して1ヶ月経過後の感想
そんな一大決心をして1ヶ月が経過したわけですが、結論としては「おおむね満足」といった感じです。
Macのすばらしさを実感しながらも、Windows機って良かったんだなぁとも顧みた、そんな1ヶ月でした。
まぁ、たった1ヶ月ですので、Macの機能を十分に扱えていない部分も影響していると思いますが、ライター環境を変えて良かった点、悪かった点についてまとめましたので、参考にしてください。
良かったこと①:周りの環境に影響されず執筆に集中できるようになった
まず何より、シンプルを突き詰めたことで、より没頭できる環境になったと思います。
目に見える場所にあれもこれも置いてあると、意識下だけでなく、無意識的にも情報を取り入れてしまい、気疲れの原因にもなります。
特に、直近ではPCデスクに座ることも嫌になって、何日も書けない日が続いていましたが、物理的にものを減らしたことで、脳への負荷を軽減し、ゾーンに入れる時間も増えたと実感しています。
「何となく書けないなー」ってときは、色んな要因で気疲れや気掛かりが溜っていることが多いので、身の回りの整理や断捨離をしてみることをおすすめします。
…ただ、
「さすがに減らしすぎたなー」とも思うので、癒し目的で観葉植物くらいは用意しようかなと思ってます(笑)
良かったこと②:気分転換に場所を変えて作業ができるようになった
こちらはノートPCならではのメリットで、ワークスペースを選ばなくなったことが大きいですね。
何となく、自宅で作業する以上「プライベート空間」と「仕事空間」は分けないと集中できないと思ってましたが…
気分が乗らないときは、どこでやろうが書けない!(キリッ)
むしろ、誰かに見られていないと集中できないタイプだということに気付き、妻がいるときは、あえて近くで書くようにしています(笑)
これは、ノートPCじゃないとできないよね。
あ、あと妻の理解も必要か。
まぁ…その辺は頑張ってください。
良かったこと③:トラックパッドのジェスチャー機能が秀逸すぎた
長年Windows派だった私にとって、Macのトラックパッドは、文字通り度肝を抜かれました。
所詮マウスの延長線上だろう…と思っていたら、全然そんなことない。
操作性のヌルヌル感はさることながら、むしろ、マウス以上に直感的な機能をふんだんに盛り込めるので、
…マウス、今までありがとな。
と本気で卒業を決意しました(笑)
※ジェスチャー機能については、Apple公式ページで紹介していますので、気になる方は見てみてください。
さらに私は、「BetterTouchTool」というジェスチャー機能を拡張させるアプリを導入しているのですが、
これがまぁ、凄いのなんのって。
コピペやスクショ、再読み込み、新規フォルダ作成、一つ前のデータを復元、新しいタブで開くetc…
普通はキーボードのショートカットを使うような動作も、全てジェスチャーで完結できちゃうんです。
※「BetterTouchTool」は、自由度の高い拡張アプリではありますが、Mac初心者からしたら、「いや、どないせっちゅーねん」となるのが関の山です(笑)
私もその中の一人で、基本設定を参考にしたサイトがありますので、導入を検討している人は参考になりますよ。
その他にも、Macにしかないアプリを組みわせることで、執筆効率が格段に上がるものが多く存在するので、「マウスを卒業したい!」と切に願う方は、Mac book(とBetterTouchTool)を買ってください!
良かったこと④:執筆に関する便利アプリが多すぎた
先ほどのジェスチャー機能につながる話で、「BetterTouchTool」以外にも執筆効率を上げるアプリが多くて、執筆してて楽しくなります。
まだ1ヶ月しか使っていないので、他にも色々あるのでしょうが、一例として、以下に載せます。
Google Chrome・・・WEBブラウザアプリ。まぁこれは必須ですよね
Google日本語入力・・・純正の文字入力が使いづらいので、ライターなら必須
BetterTouchTool(有料)・・・ジェスチャー拡張アプリ。マウス卒業には必須。画面分できる副次機能もあるので、やっぱり必須
Get Plain Text・・・コピーしたテキストをプレーンテキスト(文字装飾無し)でペーストできる。wordでいう「テキストのみを保持」を自動でやってくれるから、執筆中助かる。
Clipy・・・コピペの生産性を劇的アップするアプリ。執筆中、同じ単語をよく使う場合は超便利。
中には有料アプリもありますが、「これができたらいいなぁ」と考えうるものは、だいたいアプリで揃うので、自分好みにカスタマイズするもの醍醐味ですね。
悪かったこと:作業領域が狭い
デスクトップPC時代は、27インチのモニターで作業していたので、単純計算で約1/2、作業領域が狭くなりました。
基本的に、執筆画面と資料画面を2分割にして作業するスタイルなので、さらに狭く感じちゃうわけなんですよ。
ノートPCだからしょうがないとは思いつつ、これまで出来ていたことが出来なくなるのは苦痛を伴います。
今しばらくはこの環境でいこうかと思いますが、ゆくゆくは27インチのモニターは設置しようかなと思ってます。
ただ、以前のように、線がごちゃごちゃなる時代には戻りたくないので、最有力候補は、WEBカメラとスピーカー(高音質が前提)が一体型になってる「Studio Display」になるかなぁ。
(仕事柄、WEBカメラは必須で、スピーカー内蔵のモニターはだいたい性能良くないので、消去法でこのモニターが候補に挙がりました)
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約22万円もします(笑)
Mac Book Proで高額投資しちゃったので、まずはこのモニターの導入を目指します。
購入したら、またレビューしますね!
(果たしていつになることやら…)
シン・ミニマリスト流WEBライター環境のご紹介!
とまぁ、まだ完成形には改善の余地ありですが、概ね満足できる環境にはなったのではと思います。
それでは、シン・ミニマリスト流WEBライター環境をご紹介していきます。
今回、道具類を厳選するにあたって、
集中力低下の要因はできるだけ排除したい
本体への傷は最小限に抑えたい(新型Mac book Proが出たら乗り換えたいから)
上記2点に絞って選びました。
以前のWEBライター環境からクオリティダウンするようでは本末転倒ですからね。
では、ご覧ください!
厳選アイテム①:Tech21ノートパソコンカバー(ハードタイプ)
最初にご紹介するのは、ノートパソコンカバー「Tech21 Evo Wave Case for 14インチMacBook Pro」です。
…正直、このアイテムについては最後まで購入を悩みました。
Apple信者(いつの間に…)としては、せっかくのプロダクトデザインを隠してしまうことに抵抗がありましたし、「そんなに傷つくかなぁ」という疑問もありで、どっちかっていうと導入に消極的でしたね。
ただ、バッグで持ち歩くことが多く、その都度スリーブケースから出し入れしてするのも面倒だと感じたことと、頑張って高い金払って購入した身としては、我が子のように大切に使いたいなという気持ちが勝り、ハードカバータイプにしちゃいました(笑)
購入前は「けっこう分厚くなるのかな?」と懸念していましたが、さすがはApple公式で販売されている商品なだけあって、杞憂でした。
アタッシュケース風な見た目で、Appleのプロダクトデザインを損なうことなく良い感じにまとまったので、結果的には買って満足です。
厳選アイテム②:Roddyノートパソコンスタンド
次にご紹介するのが、「Roddy ノートパソコンスタンド」です。
ノートパソコンを導入すると決めたときから、「これは絶対買おう!」と決めていたスタンドです。
デスクトップPC+27インチモニター+モニターアームで慣れていたこともあり、作業中に視線が下がるのだけは避けたいなと思ってました。
ノートパソコンだけだと、作業中どうしても目線が下がってしまい、腰にも負担がかかるので、間違いなく集中力低下の原因になってしまいます。
試しにパソコンスタンドがない状態で作業してみましたが…
…うん、15分もたなかった(笑)
ノートパソコンで長時間作業するなら、パソコンスタンドは必須ですね。
当時はあまり気にせず購入したのですが、今はRoddyのノートパソコンスタンドが生産終了しているようなので、同じくらい人気の商品を載せておきます。(↓)
厳選アイテム③:UGREENノートパソコンスタンド(縦置き用)
3つ目の厳選アイテムは、「UGREEN 縦型 ノートパソコンスタンド」です。
「またノートパソコンスタンド?」と思うかもしれませんが、やはり作業終わりは机の上をキレイにしたいという想いがあったので、この縦置きスタンドもマストアイテムですね。
ただ、「Mac book スタンド」で調べると、魅力的な商品がいっぱい。
特に個人的には、この(↓)商品と悩みました。
Apple公認のTwelve South社製だけあって、プロダクトデザインが非常にカッコイイ!
(強気な値段設定もAppleに合わせたのかな?)
ただ、先に紹介したノートパソコンカバーの件もあり、はめ込み部分がピッタリに設計されているこのアイテムは、自分の使い方には不向きでしたので、泣く泣く断念することに…
一方で、UGREENの縦置きスタンドは、お手頃な値段設定もそうですが、幅を調整できる点が、自分にとってマストでした。
いずれは、クラムシェルモード導入を検討しているので、この縦置きスタンドとは長い付き合いになりそうです。
【おまけ】ELECOMウェットクリーニングティッシュ
新型Mac Book Proが出たら乗り換えを検討している私にとって、キーボードの汚れ(特に皮脂汚れ)は絶対に避けたい問題。
そんな悩みを解決してくれるのが、「エレコム ウェットティッシュクリーナー」です。
※noteサーフィンをしているときに、このアイテムがオススメされている記事を見つけポチりました。
実はこのアイテムを導入する前、キーボードカバーを使って保護していました。(↓)
このアイテムもnoteサーフィンをしている時に見つけて、「これしかないだろ」と思って衝動買いしたのですが、自分の入力スタイルに合わず断念…
(入力する手をあまり浮かせず、次のキーに平行スライドする感じなので、ちょっとしたカバーの浮きが引っかかっちゃうんですよね…)
泣く泣く諦めて、汚れること前提、適宜掃除する方向で使うことにしました。
まだ一ヶ月ですので何ともいえませんが、皮脂汚れはキレイに取り切れているようなので、私の相棒になってくれそうです。
【おまけ】電動エアダスター
これもウェットティッシュ同様、掃除用具の一環で購入した「BooMax 電動エアダスター」です。
Windows機時代は安物キーボードだったこともあり、メンテナンスに気を配ったことはほとんど(というか全く)ありませんでした。
ただ、高額なMac book Proともなれば、話は別です。
Apple Care+(当時27,800円/3年)を渋った私にとって(いや、入れよ)、故障は死活問題なわけで、万一にもホコリ程度で壊すわけにはいきません。
とはいえ、電動エアダスターにこだわりがあったわけではなく、「高額=良いもの」という暴論のもと、この商品をポチりました。
結果的に、予想以上に満足で、キーボード掃除だけでなく他の掃除用具としても重用してます(笑)
(この辺は、またいずれ紹介したいと思います)
まとめ
長文の記事が続いたので、「今回は短めにまとめよう」と思ったら、結局長文に…(笑)
でも、WEBライター環境にかける熱は伝わったのではないかと。
ミニマリズムを推奨していますが、ものを減らしてクオリティが低下するようでは二流以下だと思っていて、今回も「どうすればスマートな環境になるだろう」の自問自答を繰り返し…
3ヶ月間かけて、やっと今の答えに辿り着きました。
ただ、「何も言うことないくらい満足!」といえる結果でなかったことも事実で、納得のいく『ミニマリスト流WEBライター環境』が整うまでの間、今しばらくお付き合いいただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また別のnoteでお会いしましょう!