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起業するときに売る「商品」から考えないで! 売りたい商品にたどり着くまでの順番を解説します。

あなたが起業するとします。この時、一番最初に考えるのが、「売りたい商品」や「売りたいサービス」です。

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→ これを売りたい

→ あれを売りたい

→ こんなサービスを提供したい

ほとんどの方がここから考えると思います。でも、起業するときに考えるのは、売りたい商品ではありません。最終的に「売りたい商品」を決めますが、順番があります。売りたい商品までたどり着くことで、失敗するリスクが少なくなります。

売りたい商品までたどり着く順番

いつ、どこで、何を売る

この順番で考えます。何を売るかは最後に考えます。

いつ

日本には四季があります。1月から12月まで何かしらのイベントがあります。お正月やクリスマスというイベント以外に、会社で言うと「決算月」「入社式」「年末調整」などもイベントとして考えます。1年間でいろいろなイベントがある時に、どれか1つに絞って考えます。これが「いつ」という部分になります。

どこで

1つのイベントを頭に思い描きながら、そのイベントはどこに人が集まるのだろうと考えます。「渋谷」「新宿」などの場所を考えるかもしれません。インターネット上のSNSかもしれません。ホームページかもしれません。これが「どこで」という部分になります。

何を

ここまで考えて、最終的に「何を売る」かを考えます。イベントを決めて、場所を決めて、そこには人がたくさん集まっています。そこに何を出すと売れるのでしょう。こうやって考えることで、かなり売れる商品を見つけやすくなります。

あと2つ追加して考えます 誰に、いくらで

売りたい商品まで考えたら、あと2つ追加で考えます。

いつ、どこで、何を、「誰に」、「いくらで」売る

誰に

人が集まっている場所に商品を並べたと想像してください。そこで、声をかけるとしたら誰でしょうか。子供連れ、主婦、若い、年配、いろいろな方がいます。この中から「誰に」声を掛けますか。

いくらで

そして、値札を貼りだします。この時に、原価がいくらだから、それに利益を入れてという考え方ではなく、ある意味、適当に決めます。高いくらいが丁度良いです。ここまでくるとイメージがかなり出来上がってきます。

この考え方で10個くらい「売りたい商品」を出します。

起業するときには商品選びよりも人の集まる場所が大事

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ここまでお伝えしてきて、最初に考えることは「商品」ではないことがわかって頂けたと思います。いつ、どこで、という人の集まる場所が大切ということになります。人が集まれば、そこにはいろいろな要望がでてきます。それを商品、サービスに結びつけることが早いです。

起業した時は、0からのスタートです。商品を持っていません。だからこそ、どの商品を扱うのかをこの順番で決めるのが良いです。「商品」を先に決めてしまうと、「いつ」売れるか、「どこで」売れるか、何とかして売らなくては、と考えるようになり、自ら苦しいところからのスタートになってしまいます。

初期費用が少ないからインターネット起業がお勧め

例えば、私がお勧めする起業は、インターネットを使った起業です。パソコンとインターネットがあれば、いつでも始められます。

■半年後の夏を目標に計画を立ててみます。

6月から8月に(いつ)

ホームページ、ブログで(どこで)

日焼け止め、制汗剤を(何を、商品は例です)

中年のおじさんに(誰に)

アフィリエイトの仕組みで(いくらで)

売る

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■これをカタチにします

夏までにホームページを作ります。ブログ形式でいろいろな角度から中年のおじさん向けに記事を書いていきます。商品の説明よりも、使うとどう良いのかの説明を多くしていきます。ASPからいくつかピックアップして、ブログ内にリンクを挿入します。

ここまでが、下地作りです。

ホームページ、ブログまで人の流れをつくるために、SNSを使った仕組みを取り入れます。

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主なSNSを全て更新します。

これでもかなりの作業時間になります。成功するか失敗するかの答え合わせは、夏に出ます。

失敗しても成功しても大丈夫

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いきなり成功することは、まずありません。ほとんどが失敗すると思ってください。ここで、あきらめる人が90%です。

失敗したら、「何かが違っていた」と思ってください。

・時期が違っていたのか
・商品が人気なかったのか
・商品説明が良くなかったのか
・ターゲット層が間違っていたのか
・ホームページ・ブログが良くなかったのか

これを修正していきます。修正するのは、自分の頭の中です。自分の考え方を修正することが必要です。

・時期を5月にずらしてみる
・ホームページ、ブログに人が流れていないのならば、Youtubeでやってみる。
・SNSの使い方が間違っていたと考えるなら、違う書き方で投稿してみる。

ここまで考えたなら「おっさんに日焼け止めを売る」ホームページは捨てて、新しい「売りたい商品」をピックアップしてカタチにしていきます。

「おっさんに日焼け止めを売る」は忘れることが必要です。この切り替えをしないと次に進めません。

同時に並行して進めることで確率アップ

確率の問題ではないかもしれませんが、自分の考えが合うと売れるようになります。1つよりも2つ、2つよりもそれ以上を同時に進めることで、最初の苦しい時間が短くて済みます。

ここが努力するところです。

まとめ

起業するときには、最初に「商品」を考えるのではなく、「いつ」「どこで」から考える。

初期費用が少ないからインターネット起業がお勧め。

失敗しても大丈夫、頭を切り替えて続けることが大切です。


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