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12年間、ホームページ制作をメインにやってきて思ったこと

ホームページの移り変わり

時代の移り変わりは早いもので、1年ごとにホームページ制作の仕組みがガラッと変わってきました。それは、インターネットの通信速度の変化とともに変わりました。

3Gの時には、携帯電話ガラケーを使っていましたので、パソコンの画面とは別にガラケー用のページをつくりました。出来るだけ軽くして表示に負担が掛からないように文字だけが主流のページでした。

4Gになるとスマホで使う人が多くなり、画像も使った縦長のページをつくりました。その後、レスポンシブデザインというパソコンでもスマホでも同じページをそれぞれ見やすいように表示させるデザインが主流になりました。

自動的に画面の大きさを判断して、配置を調節するようなページをつくりました。2019年は、この形が標準になっています。

ホームページが魔法のツールという幻想

ホームページを作るとお客様がジャンジャン来てくれるから、ウハハハ。という方が昔はいました。何か、魔法のツールみたいな感じで、少し違和感がありながらも、制作しました。

今はもうお付き合いは無いのですが、ちょっと勘違いさせてしまったかもしれません。私も仕事が欲しかったから受けてしまったので、後悔しています。最初に話しておくべきでしたね。申し訳なかったです。

長い目で見てプラスにしていく

ホームページは集客の手段であって目的ではない。このことをお客様と共有することを心がけてきました。ホームページを作ってすぐに注文が増えるということは無いという話をずっと言い続けてきました。

1年で結果は出ないかもしれない。でも継続していくことが大切で、必ず結果になるので、一緒に作っていきましょうと話してきました。

初期費用を極限まで少なくして、その後の修正更新費を頂く形で、継続できる形を作ってきました。

結果的にこれが一番信頼を得る形だと今は思っています。お互いに良い関係をつくることが出来ていると思っています。

新規受注をあえて取らない

起業して何年か経ったときに、新規受注は誰かの紹介がないと受け付けないようにしました。新規で取れば売り上げが上がるので、会社の規模が大きくなります。でもそこには最初の思いを忘れてはいけないという気持ちがありました。

お客様と一緒にホームページをつくっていき、注文を増やすのが一番です。

そのためには、1か月に出来る量を調整しなければ、どれもが中途半端になってしまいます。そのため、新規受注は紹介のみと言う形にしました。

紹介の仕事は、クレームが無いのが特徴です。このため、余計な時間を取られることが無いので省力化が図れます。その後の継続受注にもつながりますので、紹介はいつでも大歓迎でした。

まとめ

今後もホームページというインターネット上の集客手段は無くならないと考えます。作り方は変わっても、お客様にどうアピールするかの仕組みは変わらないと考えます。

通信規格が変わってもスマホが主流になっても、その後の革命的な通信機器が出来ても、それに合わせてインターネット上にお客様のアピールする場はつくっていきたいと考えています。

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