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ジョルジュ・スーラ / メトロポリタン美術館
「ダーナ」という在り方
エコシステムの4つのエレメントの最後、「ダーナ」
ダーナとはサンスクリット語で「布施」や「施し」という意味で、
分かち合いや思いやり、慈しむことなどを表す言葉です。「旦那」や
「マドンナ」の語源でもあります。
この言葉を私は竹田和平さんに教わりました。
ダーナは、エコシステムに富を流す(シンクロさせる)ことで「富」を
増やしていく役割です。
堀内さんの書籍では、「富を生み出すエコシステムとは」のチャプターで
4つのエレメントを紹介しつつ、エコシステムとピラミッドシステムの違いを述べられている。
その後、ひとつ一つのエレメントについて詳細に書かれた4つのチャプターが続く。
ここにきて、私がその4つのチャプターのうち、一番読み返していない、
場合によっては1回目も読んだのか?と思うほどに読んでいなかったのが、この最後のチャプター「ダーナ」についてのところだった、と氣づく。
ひとりエコシステムでも、
この4つが一人の中で巡ることとあるにもかかわらず、
とりあえず?!、
まずは?!、
自分ができるのは?!
と、最初の2つのエレメント「プレイヤー」「アレンジャー」しか、
理解しよう、実践しよう、という意図が働いていなかった…。
それができてから、「オーナー」の視点や感覚を勉強して、
「ダーナ」まで行けたらいいな(無理だろうな)、みたいな感覚。
まさに、ピラミッドシステムの中にいた時と変わらない感覚でいる。
でも、今はそれを「自覚」できたことを、
大きな一歩と見なそうと思う。
そして、「ダーナ」のチャプターに書かれている視点や感覚を使うと
意図しながら、これから始めようとしている仕事に取り組むと決めた。