記録のススメ
あまり覚えていないのですが、データとして残し始めたのは14年前。
2009年のこと。
その時に部屋を片付けるため不要になったスケジュール帳を見つけ、
捨てるならと軽くその月に心に残った出来事を三行ずつくらいにまとめてみた。
その振り返りにより、
一年という短いスパン内でも忘れてることがあるな、その年の最初に考えていた目標がまったくもって達成されていなかったな、という印象を持ったのが多分きっかけ何だと思う。
それが割と心に引っかかっていたのか、その次の年末にも同じことをしていた。
年末にまとめるために、毎日何をしたのか何を買ったのかということくらいの小さい些細なことを無印のスケジュール帳に残すようになった。
慣れてきたら自分の感情を書くようになった。
記録が生きてくるのは、正直その人のライフスタイルだったり、性格によるかもしれないので、万人にとって必要なことではないのかとも思う。
でも、ふっと、人生に詰まったり、どうしていいかわからなくなったりした時。
人に頼ってアドバイスを求めることも大事かもしれない。
けど、過去の自分がどういうことを思っていたのか、同じようなときにどうしていたのか、を見直すことにより、進む道の手掛かりになるかもしれない。そう思ったりもする。
30歳を過ぎて、迷うことばかりが多くなってきているのだけど、迷ったとて最終的に選ぶのは他人が決めたことになったためしがないのは、そういうことの繰り返しから来ている気がする。
迷った記録。辛い記録。しんどい記録。
それらは、きっと未来の自分を助けてくれる一部分に、確かになっている。