初心者でも枯らしにくい観葉植物8選
上記タイトルは控えめな表現にしたけど、原題がだいぶ攻めてて笑う。
新型コロナウィルスが猛威を振るうこのご時世、自宅にこもりっぱなしの方も多いと思いますが、室内に観葉植物があるとなかなか癒されますよ。我が家もガジュマルという植物を育てています。
育てる楽しみがある一方で、うまく育てられるか心配、あるいは過去に枯らしたことがあって・・・というケースも多いかと。そんなあなた向けに、初めてでも育てやすい(枯らしにくい)観葉植物を挙げた記事があったので、以下に簡単に紹介していきます。
原文はこちら:
1. サボテンミックス
小さな鉢に入ったサボテンの詰め合わせ。小さいので、窓際のちょっとしたスペースとか、明るい場所ならいろんなところに気軽に置けるのが魅力。
実際のところは品種による部分もあると思いますが、比較的乾いた環境を好むので、ちょっとくらい水やりを忘れても心配いりません。
プロからの一言:
サボテンは、屋内で日の当たる場所が適しており、3月から10月にかけての成長期は定期的に水をあげると良いですが、多少は放置されても耐えられるものが多いです。冬は、涼しく乾燥した場所に置くこと。
2. カネノナルキ
学名はCrassula Ovataで、英語圏ではjade plantやmoney treeという呼称のようですが、日本だとほぼカネノナルキ(金のなる木)と呼ばれると思います。なおどんなに丁寧にお世話をしても金はなりません。
肉厚の葉が特徴的。日当たりの良い棚にでも置くと、成長著しい様が見られることでしょう。成長期には水やりをほどほどに、休眠期には控えめに。
プロからの一言:
多肉植物は水やりをあまり頻繁に必要としないので、世話をする人が熱心すぎるあまりに死んでしまうことがよくあります。
3. サンスベリア
学名はSansevieria trifasciataで、サンセベリアと呼ぶのが本来は正しそうですが、日本ではサンスベリアという表記をよく見かけます。初めて知りましたが英語圏ではMother-in-law's-tongue(義母の舌)という呼び方がそこそこメジャーらしい。葉っぱの形が尖っているから、だとか・・・。
とても丈夫で世話いらず、水やりも少なくて良いので端的に言って放っておけばよし、とのこと。
特徴として、空気清浄作用があると言われており、日中に生成した酸素を夜間に放出する性質があるそうです。なので寝室に置くのがおすすめ。
プロからの一言:
根元から、甘い香りのする花をときどき咲かせます。
4. ザミオクルカス
正式名称はZamioculcas zamiifoliaで、東アフリカ原産。
光沢のある葉を多数茂らせるのが特徴。間接光や日陰を好むため、自然光が入りにくい家にも最適。
色あせた葉を取り除く以外には特に剪定の必要もなく、手間がかからないとのこと。
プロからの一言:
暗がりと乾燥を好むため、たまに水をあげるくらいがちょうど良いです。
5. ハラン
英語ではcast iron plant(鋳鉄植物?)と呼ばれるそうです。それだけ頑丈ということでしょうか。
水やりが頻回でなくても良いことに加えて、日当たりも問わないので、日光がほとんど差し込まないような部屋でも大丈夫。
余談ですが、漢字で書くと葉蘭で、むかしは馬蘭(バラン)と呼ばれていたのが変化したとか。お弁当などの仕切りに使われるバランの由来がまさにこれで、葉に殺菌作用があるため利用されていたようです。
プロからの一言:
ビクトリア朝の住宅で好まれました。日当たりが少なくても良いので屋内でも大丈夫です。涼しい環境を好むので、暖房からは遠ざけて置きましょう。
6. モンステラ
日本ではモンステラの名称で十分知られていると思いますが、英語圏ではSwiss cheese plantという呼び方がメジャーらしいです。いわゆる穴あきチーズ。とても人気の観葉植物のため、InstagramやPinterestで見かけない日はない、かもしれません。
水やりも少なくて良く、日当たりもほとんど問わないため、簡単に育てられます。可能であれば、数日おきに霧吹きで湿気を与えてあげるとより良いでしょう。
プロの一言:
名前の由来にもなっている穴の空いた葉が特徴。直射日光が当たらない屋内で育てると良いでしょう。寿命も長いです。
7. オリヅルラン
英語ではSpider plantというそうですが、日本語だとオリヅルランです。成長すると蔓の先に発生する子株が折り鶴に似ている、という少しおしゃれな名の由来ですが、海外では折り鶴よりも蜘蛛に見えるというわけですね・・・。
比較的コンパクトであり、場所を選ばず、狭いスペースにも緑を置くことができます。
どんな環境でも適応するので、リビングはもちろん、浴室や寝室、キッチンなどどこでも置けます。ハンギングにもできるので、置く場所がなくても、浴室や本棚から吊るしてはどうでしょうか。
水やり忘れにはとことん耐えてくれるので、休暇で出かけている間に死滅する心配もなし。直射日光に当たらない環境がベストです。
プロからの一言:
本当に水やりを必要とするときには、葉がしおれたり丸まったりしますが、水をしっかりあげれば完全に復活します。
8. ドラセナ
トロピカルな雰囲気を出したいときにぴったり。
扱いに困る部屋の角っこに彩りをそえてくれるでしょう。また、霧吹きなどの湿り気をいくらでも欲するので、浴室に置いてしまうのもいいでしょう。
NASAが認定する空気濾過植物リストにも挙げられており、空気清浄作用も期待できます。
プロからの一言:
湿度や日当たりなど様々な環境でも耐え、水やりを多少忘れても大丈夫です。
つけたし
個人的な経験を踏まえると、観葉植物が枯れてしまう一番の原因は水のやりすぎだと思います。熱心でお世話好きな人ほど、マメに水をあげてしまうので枯れてしまうという・・・。
ここで挙げられている観葉植物は、どれも水やり頻度が少なくてもある程度耐えてくれるものばかりです。少しでも乾いてしまったら即座に死ぬというわけではないので、さすがにそろそろ水をあげないとヤバいんじゃ・・・と心配になるくらいまでは水やりをしなくても大丈夫じゃないかと思います。
ただ、そのためには頻繁に植物の様子を見てあげて、何か変化が起きたらすぐに気がつけるようにしておく必要があります。なので、水やり回数は少なくても良いですが、様子を見るのはこまめにしてあげると良いでしょう。
葉っぱがしおれてきた、変色してきた・・・といったネガティブな変化だけでなく、新しい葉っぱが出てきた、枝が伸びてきた、といったポジティブな変化も多いので、愛着が湧きますよ。
最後に、我が家で育てているガジュマルも、初心者向けでおすすめです(宣伝)。