草原の輝き
私が離婚して街を出るとき
近所の中学生二人が
暗唱して見送ってくれた詩です。
家族ぐるみで仲良くしていた人達でした。
できるなら
できるなら
嘘でも、まやかしでも、
虚構のガラスの夫婦のままでも
いたかった。
そしたら、そのままで、
愛する人達や犬や猫と
別れなくてすむのにと。
人格障害の彼へは
到底求められない願いでした。
私の心に深く深く
秘めたるものがあるとすれば、
それはかなしみなくしては
宝物にはならないものです。
私が離婚して街を出るとき
近所の中学生二人が
暗唱して見送ってくれた詩です。
家族ぐるみで仲良くしていた人達でした。
できるなら
できるなら
嘘でも、まやかしでも、
虚構のガラスの夫婦のままでも
いたかった。
そしたら、そのままで、
愛する人達や犬や猫と
別れなくてすむのにと。
人格障害の彼へは
到底求められない願いでした。
私の心に深く深く
秘めたるものがあるとすれば、
それはかなしみなくしては
宝物にはならないものです。